| ファイアウォール機能 管理者ガイド |
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| 第5章 ホットスタンバイシステム(Linux版) | > 5.2 二重化構成時の注意点 |
ホットスタンバイ機能には、以下の留意事項があります。
ホットスタンバイを構成する両ノードにおいて、同一のインタフェース番号(eth0の場合は0、eth1の場合は1)を持つインタフェースは、同一のサブネットに属したネットワーク構成とする必要があります。例えば、プライマリノードのeth0とセカンダリノードのeth1を同一サブネットに属するような構成では、ホットスタンバイ機能が正常に動作ません。
両ノードでLinkDownを検出している状態からの復旧は、必ず片ノードをシャットダウンした後、復旧を行ってください。両ノードが同時に復旧した場合、正常に動作しない場合があります。
運用側のネットワーク・サーバでネットワーク故障を検出した場合、切り替え事象の発生により待機側のネットワーク・サーバは運用側になります。その後、故障を検出したネットワーク・サーバが正常な状態に復帰した場合、待機側として動作し、自動で運用側には戻りません。待機側になったネットワーク・サーバを運用側に戻す場合は、モニタ・コンソールからのサーバ切り替え指示を行ってください。
運用側または待機側のどちらか一方が異常状態(もしくは状態不明)のときは、モニタ・コンソールからの切り替え指示は行えません。
待機側のネットワーク・サーバの保守作業が完了し再起動を行うと、ホットスタンバイ構成としての組み込みは自動的に行われます。
ホットスタンバイ運用時、モニタ・コンソールでは、ネットワーク・サーバの代表IPアドレス/運用側実IPアドレス/待機側実IPアドレスの全てのアドレスで接続し、監視する運用を推奨します。代表IPアドレスだけ接続し、監視を行った場合、一部の情報がリアルタイムに表示されないことがあります。
5.2.4.1 レイヤ2/3スイッチを使用する場合
5.2.4.2 バックボーンスイッチを使用する場合
5.2.4.3 電源の投入/切断について
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