ファイアウォール機能 管理者ガイド
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第2章 機能> 2.9 上位互換における留意事項

2.9.1 Interstage Security Director (Solaris版)

ここでは、以下の世代からの上位互換性について説明します。

■IPフィルタ機能

コネクションログレコードはコネクション開設、切断時にのみ採取され、さらに、通知される情報もIPv6情報や送受信パケット数、送受信データサイズなどが追加されています。

■アドレス変換機能

認証機能で間接的に利用するアドレス変換機能を含めて、すべてIPフィルタドライバ内で処理するようになっており、結果、アドレス変換機能の動作状況は、IPフィルタ機能の動作状況と連動します。

このため、以下の相違があります。

■運用支援機能

IPフィルタログ、アドレス変換ログをはじめとするログ情報やアラート情報は、Windows端末上にインストールした「FWモニタ・コンソール」と接続して参照してください。

なお、その他のログ情報(暗号ログ、IPsecログなど)は、本製品をインストールしたシステム上でも参照は可能です。

■環境設定機能

IPv6、及び不正アクセスに関する環境設定は、統合環境設定からのみ設定できます。

また、二重化システム(クラスタ、ネットワーク二重化)に関する環境設定は、統合環境設定からも可能です。

なお、二重化システムに関する環境設定では、一部、本製品をインストールしたシステム上で設定が必要な情報があります。

詳細は、「ファイアウォール機能 環境設定ガイド」の「二重化システム」を参照してください。


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