ファイアウォール機能 管理者ガイド
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第2章 機能> 2.4 ユーザ認証機能(Solaris版/Windows版)

2.4.2 運用形態

ユーザ認証機能は、以下の運用形態に適用できます。

■内部ネットワークへのアクセス権限を認証す

事前に内部ネットワークへアクセスできるユーザ情報を設定し、外部ネットワークから内部ネットワークへアクセスする場合に、正当なユーザからのアクセスであることを認証します。また、それぞれのユーザごとに、アクセス可能な内部サーバを設定できます。

[図:内部ネットワークへのアクセス権限の認証]

これにより、内部ネットワークへのアクセス権限を設定できるとともに、内部ネットワークに接続された特定サーバへのアクセス環境を設定できることから、内部ネットワーク上のサーバ資産を保護することができます。また、セキュリティポリシーの異なるネットワークへの接続においても、それぞれのセキュリティポリシーに応じたアクセス権限を設定することができます。さらに、認証クライアントと本製品 との間で暗号通信を利用することができます。

■外部ネットワークへのアクセス権限を認証す

事前に外部ネットワークへアクセスできるユーザ情報を設定し、内部ネットワークから外部ネットワークへアクセスする場合に、正当なユーザからのアクセスであることを認証します。また、それぞれのユーザごとに、アクセス可能な外部サーバを設定できます。

[図:外部ネットワークへのアクセス権限の認証]

これにより、外部ネットワークに接続可能なユーザを管理できると同時に、アクセス可能な外部サーバを一元的に制御することができます。ただし、本製品と外部ネットワークとの間では暗号通信は利用できません。


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