ファイアウォール機能 管理者ガイド
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第2章 機能> 2.2 アドレス変換機能

2.2.4 ユーザ認証機能との併用

プライベートアドレスで構築されている内部ネットワークに対して、外部ネットワークからアクセスする場合には、セキュリティ上の観点から、必ずユーザ認証機能を併用します。

アドレス変換機能では、プライベートアドレスを持つ内部ネットワーク上のホストに対して、仮想的にグローバルアドレスを割り当てることができます。外部ネットワーク上のクライアントは、この仮想的に割り当てられたグローバルアドレスに対してアクセスすることで、内部ネットワーク上のホストと通信を行うことができます。

ユーザ認証機能と併用しないアドレス変換機能だけの運用の場合、外部ネットワーク上の一般ユーザから直接内部ネットワーク上のホストに対するアクセスが可能となってしまいます。

このため、一般ユーザからのアクセスを制限する必要がある場合には、必ずユーザ認証機能とアドレス変換機能を併用するようにしてください。


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