ファイアウォール機能 環境設定ガイド |
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第3部 ファイアウォール機能独自環境設定(Solaris版/Windows版) | > 第13章 環境設定(Solaris版) |
以下に、当社のSNMP マネージャであるNetWalker/Base、及びSystemWalker/CentricMGR と連携する場合を例に、SNMP 連携を行う場合の環境設定の方法について説明します。
以下の手順で環境を設定します。
環境設定ファイルへの情報設定
本製品の各ログデーモンから SNMP マネージャへ Trap を送信するための環境設定を行います。環境設定ファイルへの情報設定は、本製品インストールマシンのコンソールまたはリモートの X端末から"addsnmp" コマンドを実行することで行います。
設定情報の反映
SNMP 連携を行うために以下の機能を再起動します。
IP パケットフィルタリング機能
IP パケットフィルタロギング機能
SDFW暗号(Safegate 暗号)機能
IPsec 暗号機能
ユーザ認証機能
なお、本製品と SNMP マネージャ間の以下のパケットフィルタリング条件は、自動的に設定されます。
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以下の手順で環境を設定します。
構成マップの作成します。
NetWalker/Base を起動した後、オートマップ機能を使用してネットワーク構成マップを作成します。この際、"root map" または "subnet map" に本製品のインストールホストが含まれるように構成マップを作成します。
本製品アイコンの置換え
構成マップ上の 本製品インストールホストのアイコンを、マップ編集機能を使用してファイアウォール用アイコンに置き換えます。NetWalker/Baseでは、以下に示すアイコンパレットに、ファイアウォール用アイコン( FJ_Firewall )が用意されています。
アイコンを置き換えると、以下のように表示されます。
オートマップ機能およびマップ編集機能の詳細は、"FUJITSU NetWalker/Base 説明書"を参照してください。
以下に、SNMP マネージャと連携を行う場合の設定例を示します。
コミュニティ名"public"に対して、本製品用 MIB を送信する設定例です。
addsnmp コマンドの実行
/opt/FSUNfwip/bin/addsnmp -i le0 -a 192.168.1.1 -m public -s |
パケットフィルタリング条件の設定
送信元 |
送信先 |
方向 |
サービス |
処理種別 |
---|---|---|---|---|
snmp-mngr |
le0 |
Backward |
snmp-trap1 |
PASS |
以下の手順で環境を設定します。
ネットワーク構成情報の検出
SystemWalkerをインストール後、運用管理サーバでSystemWalkerコンソールの「監視」ウィンドウを起動すると、初回だけ[ノード検出]ダイアログが表示され、ノードの自動検出を行うことができます。ノードを手動で定義する場合は、[編集]ウィンドウの[オブジェクト]メニューの[プロパティ]メニューで定義してください。
操作手順の詳細は、"SystemWalker/CentricMGR スタートガイド"を参照してください。
SystemWalkerのセキュリティ監視機能を利用して、アラートイベントを判断する場合は、さらに以下の設定が必要です。
セキュリティ監視機能の設定
インタネットサーバ管理のセキュリティ監視機能を使用して、SystemWalkerで不正アクセスの検出を行う場合には、以下の設定を行ってください。
SystemWalkerコンソールの[ツリー選択]ボックスから、本製品のノードが存在するツリー(ノード一覧、ノード管理、業務管理)を選択します。
選択したツリーのなかから、本製品のノードを選択し、[ポリシー]メニューから[ポリシーの定義]−[インタネットサーバ管理]−[ノード]を選択すると、[インタネットサーバ管理−動作環境設定]ダイアログボックスが表示されます。
[インタネットサーバ管理−動作環境設定]ダイアログボックスで[Firewall]タブを選択します。
セキュリティ監視のチェックボックスをチェックします。
運用形態に応じて、監視項目の設定を行います。
セキュリティ監視機能を利用する場合、addsnmpコマンドで本製品の環境設定を行う際に、-cオプションを指定してください。本オプションを指定した場合、本製品上でパケットの破棄を検出した場合、SystemWalkerに対して、"Firewall監視アラート"を通知します。SystemWalkerは、このSNMP TRAPを監視し、監視項目のしきい値を超えた場合、不正アクセスと判断し、コンソールにアラート通知されます。
ポリシー配布
設定したポリシーを配布します。
また、ポリシーを配布する場合、"配布先でサービスを再起動した時に適用する"を選択してください。
注)
セキュリティ監視を継続して行い場合、以下のサービスを自動起動にしてください。
サービス名 |
---|
SystemWalker MpNsAgtMain |
SystemWalker MpNsAgtComm |
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