ファイアウォール機能 環境設定ガイド
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第3部 ファイアウォール機能独自環境設定(Solaris版/Windows版)> 第13章 環境設定(Solaris版)> 13.6 ログ/アラートを設定する

13.6.1 ロギング機能の動作環境の設定

ロギング機能における動作環境を設定します。ロギング機能の動作環境は、ロギング設定画面で設定します。ロギング設定画面は、以下の手順で起動します。

  1. セットアップ画面で、「ログ/アラート設定」メニューから"ロギング設定"を選択します。ロギング設定画面が表示されます。

[ロギング設定画面]

■画面

以下に、ロギング設定画面の設定項目について説明します。

◆[ロギングファイル] パネル

IP フィルタ、アプリケーション・ゲートウェイ( 2 段接続ゲートウェイおよび透過ゲートウェイ)、暗号ゲートウェイ、認証ゲートウェイ、IPsec ゲートウェイおよびIKE ゲートウェイの各機能が出力するロギングの動作環境を設定します。

保存日数

ロギングファイルの保存日数(当日分は含まない)を日単位( 1 〜 99 )で指定します。ロギングは 1 日ごとに別ファイルに記録されます。この期間の情報は、ログビューアで参照できます。初期値は "7" です。

オーバーフロー時の処理

ディスク容量不足でロギングファイルに出力できない場合の処理を指定します。

ファイル格納ディレクトリ

ロギングファイルを格納するディレクトリを 512 バイト以内のフルパスで指定します。

デフォルト指定の場合、以下のディレクトリに格納されます。

ログ種別

ディレクトリ

パケットフィルタリング

/var/opt/FSUNfwip/log

透過ゲートウェイ

/var/opt/FSUNfwip/trplog

2 段接続ゲートウェイ

/var/opt/FSUNfwapgw/log

暗号ゲートウェイ

/var/opt/FSUNfwecgw/log

IPsec ゲートウェイ/ IKE ゲートウェイ(両ゲートウェイで共通)

/var/opt/FSUNipsec/iplog

認証ゲートウェイ

/var/opt/FSUNfwauth/log


◆[パケットフィルタリング]パネル

インタフェース定義でロギングを"行う"と定義したインタフェースだけが対象となります。

プロトコル

ロギングを採取するプロトコルを指定します。以下に指定できるプロトコルを示します。

排他指定できます。初期値は"すべて"です。

タイプ

ロギングを採取するデータ種別を指定します。以下に指定できるタイプを示します。

排他指定できます。初期値は"すべて"です。

コネクションタイムアウト時間

TCP/UDP パケットのコネクション監視のタイムアウト時間を秒単位( 1 〜 86400 )で指定します。初期値はそれぞれ "180" です。

◆[アプリケーションゲートウェイ]パネル

2段接続ゲートウェイのロギングに関する情報を指定します。

ロギングレベル

アプリケーションゲートウェイが採取するロギングの種類を指定します。以下に指定できる項目を示します。

排他指定できます。初期値は"接続/切断情報"です。

◆[暗号ゲートウェイ]パネル

[暗号ゲートウェイ]パネルで指定したタイプだけが暗号ゲートウェイのロギング対象となります。

タイプ

ロギング情報を採取するデータ種別を指定します。以下に指定できる項目を示します。

排他指定できます。初期値は、"コネクション確立/解放"です。

◆[IPsecゲートウェイ]パネル

[IPsecゲートウェイ]パネルで指定したタイプだけが IPsecゲートウェイおよび IKE ゲートウェイのロギング対象となります。

タイプ

ロギング情報を採取するデータ種別を指定します。以下に指定できる項目を示します。

初期値は"エラーのみ"です。


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