ファイアウォール機能 環境設定ガイド
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第2部 統合環境設定> 第5章 ポリシー情報の作成方法> 5.9 アンチウィルスポリシー(Solaris版/Windows版)

5.9.3 設定方法

アンチウィルスポリシーの設定方法について説明します。

ウィルスチェック前のIPパケットを受信するインタフェースを「入力インタフェース」、アンチウィルスサーバが接続され、ウィルスチェック前のIPパケットを送信するインタフェースを「出力インタフェース」とし、アンチウィルスポリシーは、アンチウィルスサーバが接続された「出力インタフェース」側に作成します。

上図1のアンチウィルスポリシーは、以下のように、「入力インタフェース(IF-A)」配下に、コンテンツチェックを行うアクセス制御ポリシーの分だけフィルタリング・ルールを作成します。

アンチウィルス動作:SDFW アンチウィルス

アンチウィルスポリシーは、アクセス制御の動作リソースとして作成します。

項目

説明

アンチウィルスサーバ名

アンチウィルスサーバの識別名を設定します。

IPアドレス

アンチウィルスサーバのIPアドレスを設定します。

サービスアプリケーション

コンテンツチェックを行うサービスが再利用可能なSDFW拡張プロトコルの場合に、その識別名を設定します

TCPポート番号

コンテンツチェックを行うサービスをポート番号で設定します。


フィルタ条件:フィルタ条件1

項目

(フィルタエントリ)

説明

種類

フィルタエントリをANDで評価(フィルタリスト)

接続元IPアドレス

CL1

接続先IPアドレス

SVR

接続先ポート

SVR宛て接続先ポート

接続元ポート

CL1側接続元ポート(任意ポートの場合は省略)

アクセス制御動作:アンチウィルス動作

項目

説明

アンチウィルス動作

上記で作成したSDFW アンチウィルス動作リソースを設定します。

通信フロー

項目

説明

上位階層のアダプタ

コンテンツチェック前のパケットの入力インタフェースとなるIF-Aの情報が表示されます。

対象となるアダプタ

アンチウィルスサーバにパケットを送信する場合の出力インタフェースとなるIF-Bの情報を設定します。

フィルタリング・ルール

ルール項番

項目

説明

1

作成位置

IF-B

フィルタ条件

フィルタ条件1

動作

アクセス制御動作:SDFW アンチウィルス

SDFW ログ採取


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