ファイアウォール機能 環境設定ガイド
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第2部 統合環境設定> 第5章 ポリシー情報の作成方法> 5.5 SDFW暗号ポリシー(Solaris版/Windows版)> 5.5.3 設定方法

5.5.3.2 クライアント−サーバ間暗号通信

クライアント−サーバ間暗号通信は、サーバ本体上のアプリケーションが平文パケットを生成し、サーバ本体上で直接暗号化データを送信する形態です。

この場合、サーバ本体(CL2)からサーバ(SVR)への平文パケットは、相手暗号ゲートウェイが接続されたインタフェース(IF-B)から出力されるときに暗号化処理が実施されるものと捉えることができます。

この場合、SDFW暗号ポリシーは、以下のように、IF-B配下に1つだけフィルタリング・ルールを作成します。

フィルタ条件:フィルタ条件1

項目

(フィルタエントリ)

説明

種類

フィルタエントリをANDで評価(フィルタリスト)

接続元IPアドレス

CL2(サーバ本体のIPアドレス)

接続先IPアドレス

SVR

接続先ポート

SVR宛て接続先ポート

接続元ポート

CL2側接続元ポート(任意ポートの場合は省略)

アクセス制御動作:SGENC2

項目

説明

相手暗号ゲートウェイ名

相手暗号ゲートウェイのホスト名

IPアドレス

相手暗号ゲートウェイのIPアドレス

暗号ポート番号

相手暗号ゲートウェイの暗号パケットの待受けポート番号

鍵IDの更新周期

鍵IDの更新周期

暗号アルゴリズム

暗号アルゴリズム

暗号鍵

暗号鍵

通信フロー

項目

説明

上位階層のアダプタ

暗号パケットを送受信するIF-Bの情報が表示されます。

フィルタリング・ルール

ルール項番

項目

説明

1

作成位置

IF-B

フィルタ条件

フィルタ条件1

動作

SGENC2



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