ファイアウォール機能 環境設定ガイド

5.4.2.1 内部のクライアントを外部へ接続（内部→外部）する場合

■接続元のIPアドレスを変換

分類	設定項目	画面	説明	省略値解釈
IPパケット情報	IPプロトコル	変換対象(5)	フィルタエントリで「IPプロトコル（参照）」を指定します。省略不可	省略不可
	接続元IPアドレス【変換前】	接続元(1)	フィルタエントリで「接続元IPアドレス（参照）」を指定します。省略不可	省略不可
	接続元IPアドレス【変換後】	変換後(3)	変換前の接続元IPアドレスに割り当てた仮想IPアドレスを指定します。省略不可	省略不可
	接続先IPアドレス	接続先(6)	フィルタエントリで「接続先IPアドレス（参照）」を指定します。省略不可	省略不可
	接続元ポート番号	変換対象(5)	フィルタエントリで「接続元ポート番号（参照）」を指定します。省略可	1024以上のすべてのポート番号 「接続先ポート番号」も省略された場合はすべてのポート番号
	接続先ポート番号	変換対象(5)	フィルタエントリで「接続先ポート番号（参照）」を指定します。省略可	すべてのポート番号
インタフェース情報	入力インタフェース	アダプタ(2)	アドレス変換対象のパケットを受信する入力インタフェ−スを設定します。省略不可	省略不可
	出力インタフェース	アダプタ(4)	アドレス変換後のパケットを送信する出力インタフェ−スを設定します。省略不可	省略不可
動作情報	ログ採取有無	変換ルール	【Solaris版/Windows版の場合】 ログ採取行う／行わないのいずれかの動作を設定します。省略不可。 【Linux版の場合】 通常(1)：ログ採取しない場合に選択します。 詳細(3)：ログ採取する場合に選択します。 省略不可。	省略不可

■接続元のIPアドレス＋ポートを変換

分類	設定項目	画面	説明	省略値解釈
IPパケット情報	IPプロトコル	変換対象(5)	フィルタエントリで「IPプロトコル（参照）」を指定します。省略不可	省略不可
	接続元IPアドレス【変換前】	接続元(1)	フィルタエントリで「接続元IPアドレス（参照）」を指定します。省略不可	省略不可
	接続元IPアドレス【変換後】	【Solaris版/Windows版の場合】 なし 【Linxu版の場合】 変換後(3)	【Solaris版/Windows版の場合】 指定不可。 ファイアウォール機能で自動的に割り当てられます。 【Linux版の場合】 変換後のIPアドレスとして、アダプタ(4)で設定するアダプタに設定されているIPアドレスを指定します。省略不可。	指定不可 (Solaris版/Windows版) 省略不可 (Linux版)
	接続先IPアドレス	接続先(6)	フィルタエントリで「接続先IPアドレス（参照）」を指定します。省略不可	省略不可
	接続元ポート番号【変換前】	変換対象(5)	フィルタエントリで「接続元ポート番号（参照）」を指定します。省略可	1024以上のすべてのポート番号 「接続先ポート番号」も省略された場合はすべてのポート番号
	接続元ポート番号【変換後】	【Solaris版/Windows版の場合】 なし 【Linxu版の場合】 変換後(3)	【Solaris版/Windows版の場合】 指定不可。 ファイアウォール機能で自動的に割り当てられます。 【Linux版の場合】 ファイアウォール（サーバ本体）が使用していない適当なポート番号を指定します。	指定不可 (Solaris版/Windows版) 省略不可 (Linux版)
	接続先ポート番号	変換対象(5)	フィルタエントリで「接続先ポート番号（参照）」を指定します。省略可	すべてのポート番号
インタフェース情報	入力インタフェース	アダプタ(2)	アドレス変換対象のパケットを受信する入力インタフェ−スを設定します。省略不可	省略不可
	出力インタフェース	アダプタ(4)	アドレス変換後のパケットを送信する出力インタフェ−スを設定します。省略不可	省略不可
動作情報	ログ採取有無	変換ルール	【Solaris版/Windows版の場合】 ログ採取行う／行わないのいずれかの動作を設定します。省略不可 【Linux版の場合】 通常(1)：ログ採取しない場合に選択します。 詳細(3)：ログ採取する場合に選択します。 省略不可。	省略不可