TeamWARE Office 200X V2.0 管理者ガイド |
目次 索引 |
付録Q [toactive]コマンド | > Q.1 [toactive]コマンドの概要 |
[toactive]コマンドは、TeamWARE Officeサーバ内の各サービスに対する一定数以上の同時処理要求数を制限したり、制限の解除などをするコマンドです。
[toactive]コマンドを使用することにより、システムが過負荷状態に陥ったとき、サービスの利用開始を一時的に抑止できるため、システムが更に過負荷になる状態を防ぐことができます。
また、[toactive]コマンドでの指定と同じ機能をto.iniファイルにも設定できます。to.iniファイルに指定することにより、常に一定数以上の同時処理要求数が制限でき、事前にシステムが過負荷状態に陥ることを防止できます。
同時処理要求数とは、同時にTeamWARE Officeサーバに対する処理要求が行われているときのスレッド数です。この数は、[to status]コマンドでサーバ動作状況を表示したときに表示される状態が“ACTIVE”の数と、ほぼ一致します。
同時処理要求数を5に制限しても、同時に5人が処理要求(たとえば、メールを読む操作や発信操作など)を行わなければ、制限に達することなく、多くのユーザがMailサービスを使用できます。
目次 索引 |