TeamWARE Office 200X V2.0 管理者ガイド |
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付録P 管理者用ツール | > P.1 tomadminツール |
ここでは、tomadminツールの使用方法について説明します。
TeamWARE Officeサーバのインストールディレクトリで、“tomadmin”コマンドを入力します。このとき、パラメータには、削除内容を記述したパラメータファイルのファイル名を指定します。
tomadmin パラメータファイル名
パラメータファイル:
メール削除のために必要な情報を記述したファイルの名前を、フルパスで指定します。
パラメータファイルは、テキストファイルで以下の形式で記述します。
function=DELETE_OLD_MAIL |
“DELETE_OLD_MAIL”と指定します。
処理対象のサーバの名前、またはトランスポートアドレスを指定します。処理対象のメールサービスがディレクトリサーバに存在する場合は、省略できます。
削除するメールの時間的な基準を定義します。
経過期間を表す数字と単位(M:月、W:週、D:日)を指定します。経過期間の値はどの単位でも1から1999です。省略値は6M(6ヶ月)です。なお、単位を省略すると、Mを指定したものとみなされます。
開封されていないメールも削除する場合は、“YES”を指定します。削除しない場合は“NO”を指定します。省略値は、“NO”です。
ALL:
すべてのフォルダを削除の対象とします。
DEFAULT:
デフォルトフォルダ(受信フォルダと送信フォルダ)を削除の対象とします。
DEFAULT_AND_WASTEBASKET:
デフォルトフォルダ(受信フォルダと送信フォルダ)とごみ箱を削除の対象とします。
WASTEBASKET:
ごみ箱を削除の対象とします。
WASTEBASKET_SP:
ごみ箱を削除の対象とします。
※“WASTEBASKET_SP”指定では、older_than(経過期間)の指定は無効となり、ごみ箱内の全てのメールが対象となります。ただし、del_new_message(未開封メールの扱い)の指定は有効です。
省略値は“ALL”です。
削除の対象となるメール数のみカウントする場合は、“YES”を指定します。実際に削除する場合は、“NO”を指定します。省略値は“NO”です。
ログイン名を指定します。ログイン名は、最長で48文字です。ログインユーザにはシステム管理者の権限が必要です。
ログインユーザのパスワードを指定します。パスワードは、最長で48文字です。ログインユーザがパスワードを持っていない場合は省略してください。
ログイン時に使用するトランスポート番号を指定します。この番号は、TeamWARE Officeをインストールしたディレクトリ配下の初期化ファイル(to.ini)の[TOSERVER]セクションで、transportsフィールドに記述されています。以下のように記述されている場合、tp_numberには1を指定します。
[TOSERVER] |
ログイン時に使用するディレクトリサーバのトランスポートアドレスを指定します。トランスポートアドレスは最長で128文字です。
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以下に、パラメータファイルの記述例を示します。以下の例は、DIRECTORY SERVERという名前のサーバから、3ヶ月より前の古いメールを未読メッセージも含めて削除する場合の記述例です。
function=DELETE_OLD_MAIL |
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