TeamWARE Office 200X V2.0 管理者ガイド |
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付録K クラスタシステムのサポート | > K.2 TeamWARE Officeのセットアップ |
ここでは、TeamWARE Officeをインストールすることで設定されるTeamWARE Officeのリソース(クラスタが管理するオブジェクトの単位)、およびグループ(リソースの集合)の項目と、変更方法について説明します。
なお、設定されている内容は、通常、変更する必要はありません。
設定内容の変更は、アドミニストレータ権限でクラスタシステムのサーバへログインし、クラスタアドミニストレータを利用して行います。
クラスタアドミニストレータの詳細については、Windows NT(R) クラスタサーバに添付のドキュメントを参照してください。また、各項目の設定手順については、クラスタアドミニストレータのヘルプを参照してください。
クラスタアドミニストレータの起動手順を以下に示します。
TeamWARE Officeをクラスタシステム上で運用するために必要なグループ、および各種のリソース定義は、運用系サーバのインストール時にTeamWARE Officeによって、以下のように設定されています。
TeamWARE Officeをグループとして定義されます。
グループ名は、固定で変更できません。
グループ名:TeamWAREOfficeServerClusterGroup
共有ディスク名(TeamWARE Officeで定義されたデータベースも含みます)をリソースとして定義されます。共有ディスク名は、追加または変更できます。
TeamWARE Officeが使用するIPアドレスをリソースとして定義されます。
IPアドレスのみ、変更できます。リソース名は、固定で変更できません。
リソース名:TeamWARE Server IP
依存関係 :IPアドレスリソースは、共用ディスクリソースがオンラインとなったあとにオンラインになります。
クライアント側からサーバにセットアップされたサービスを利用する場合に使用します。ネットワーク名のみ、変更できます。リソース名は、固定で変更できません。
リソース名:TeamWARE Server NetworkName
依存関係 :ネットワーク名リソースは、IPアドレスリソースがオンラインとなったあとにオンラインになります。
エンタープライズディレクトリを起動するためのサービスです。
この定義は、変更できません。
リソース名:TeamWARE RFC1006
依存関係 :ネットワーク名リソースがオンラインとなったあとにオンラインになります。
TeamWARE Officeを起動するためのサービスです。
この定義は、変更できません。
リソース名:TeamWAREOffice
依存関係 :TeamWARE Office汎用サービスは、TeamWARE Office rfc1006汎用サービス定義がオンラインとなったあとにオンラインになります。
TeamWARE Officeグループのクラスタシステム定義情報内の“フェールバック”を有効にしないでください。 |
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