TeamWARE Office 200X V2.0 管理者ガイド
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付録J エンタープライズシステム の構築作業例> J.3 ワークシート作成例

J.3.1  サーバ用ワークシート作成例

付録J.2 エンタープライズシステムの構築手順例”のフローチャートの項番3、4の設定では、以下のようなワークシートを事前に作成しておき、作業を行います。

◆エンタープライズマスターサイト用

以下に、エンタープライズマスターサイト用のワークシートの作成例を示します。

[表J.1 エンタープライズマスターサイト用ワークシート作成例]

フロー
No.

入力項目

入力値

変更

備考

1

ディスク容量見積もりや、システムパラメータの設定については、
“TeamWARE Officeインストールガイド”を参照。
各サイトのディレクトリサーバのhostsファイルに、他サイトのディレクトリサーバのホスト名とIPアドレスを定義。

2

[pkgadd]コマンドによるインストールの方法については、“TeamWARE Officeインストールガイド”を参照してください。

3.1

セマフォIDキー

400(省略値)

16進数で入力

セマフォIDキーの使用キー数

200(省略値)

16進数で入力

利用可能な
ディスク容量の
容量限界値

100(省略値)

メガバイト単位で入力

一時停止する
ディスク容量
限界値

20(省略値)

メガバイト単位で入力

サイト識別番号

352751111

不可

9桁の数字
絶対に他のサイトと重複しないように注意

サイト名

TOKYO

不可

64文字以内の英数字

協定世界時間との時差

540(省略値)

分単位で入力

サーバ名

DIRECTORY SERVER
(省略値)

64文字以内の英数字

ディレクトリサービス名

TOKYO DIRECTORY SERVICE
(省略値)

64文字以内の英数字

ビリングイベントログファイルのパス名

/to/billing
(省略値)

英数字

監査イベントログファイルのパス名

/to/audit
(省略値)

英数字

ディレクトリサービスデータベースのデータファイル用のパス名

/to/database
(省略値)

パスは、2階層以上で英数字

ディレクトリサービスデータベースのインデックスファイル用のパス名

/to/database
(省略値)

パスは、2階層以上で英数字

ディレクトリサービスデータベースの添付ファイル用のパス名

/to/database
(省略値)

パスは、2階層以上で英数字

ディレクトリサービスデータベースのインデックスキャッシュサイズ

1024
(省略値)

キロバイト単位で入力

システム管理者の
パスワード

**********

不可

8〜48文字の印刷可能なASCII文字。忘れた場合は、再インストールが必要。

3.2


サイトタイプの選択

4

不可

4(エンタープライズマスター)を選択

国名

jp

不可

3文字以内の半角英小文字

組織名

富士株式会社

不可

半角で64文字、全角で32文字以内

エリア名

東日本

不可

半角で64文字、全角で32文字以内

3.3



トランスポート番号

1

必ず1(TCP/IP)を指定

トランスポートドライバ名

tcpip(省略値)

コネクションタイムアウト

240(省略値)

秒単位で入力

インターフェースアダプター番号

0

0(システム標準設定)を指定

サーバのコンピュータ名

  

何も入力しない
(システム標準設定のIPアドレス)

トランスポート番号

0

トランスポート設定の終了

サーバトランスポート

1

設定したトランスポートの選択

3.4




サービスの選択

2

メッセージルータの選択

メッセージルータサービス名

TOKYO ROUTER NODE
(省略値)

64文字以内の英数字

メッセージネットワークノード名

TOKYO ROUTER NODE
(省略値)

 

MIME/SMTPにルーティングするか?

Yes

noでは、X.400のベースアドレス追加へ

MIMEがインストールされているコンピュータ名

tokyo

 

ドメイン名

fuji.co.jp

 

インターネットベースアドレス

tokyo.fuji.co.jp

 

メッセージをX.400にルーティングしますか?

no(省略値)

 

メッセージをFAXにルーティングしますか?

no(省略値)

 

3.5

MIMEゲートウェイをセットアップする場合には、“TeamWARE Officeインストールガイド”を参照。

3.6

X.400ゲートウェイをセットアップする場合には、“TeamWARE Officeインストールガイド”を参照。

3.7






サービスの選択

1

Notifierのインストール

アラートを受信するワークステーションのネットワークアドレス

192.168.10.10

システム管理者が使用するクライアント端末のIPアドレスを指定。このクライアントには、必ずNotifierをインストール。

アラートを送信するためのトランスポートドライバ番号

1

 

サービスの選択

3

メールサービスのインストール

メールサービス名

TOKYO DIRECTORY SERVER MAIL

64文字以内の英数字でサイト内一意

IMAP4サービスを使用するか?

no(省略値)

 

メールボックスの最大サイズ

0(省略値)

キロバイト単位で入力

メッセージの最大
サイズ

0(省略値)

キロバイト単位で入力

メール監視間隔

60(省略値)

秒単位で入力。指定範囲は、60〜600

メールサービスデータベースのデータファイル用のパス名

/to/database
(省略値)

パスは、2階層以上で英数字

メールサービスデータベースのインデックスファイル用のパス名

/to/database
(省略値)

パスは、2階層以上で英数字

メールサービスデータベースの添付ファイル用のパス名

/to/database
(省略値)

パスは、2階層以上で英数字

メールサービスデータベースのインデックスキャッシュサイズ

1024
(省略値)

キロバイト単位で入力

サービスの選択

8

フォーラムサービスのインストール

フォーラムサービス名

TOKYO DIRECTORY SERVER FORUM

64文字以内の英数字でサイト内一意

ディレクトリデータベースとの同期をとるか?

yes(省略値)

 

期限切れ討論を毎日削除するか?

yes(省略値)

 

フォーラムの最大
サイズ

0(省略値)

0(無制限)、またはキロバイト単位で入力

日常バックグラウンドタスク開始時間

00:00(省略値)

 

バックグラウンドスレッドの最大持続時間

30(省略値)

分単位で入力

フォーラムサービスデータベースのデータファイル用のパス名

/to/database
(省略値)

パスは、2階層以上で英数字

フォーラムサービスデータベースのインデックスファイル用のパス名

/to/database
(省略値)

パスは、2階層以上で英数字

フォーラムサービスデータベースの添付ファイル用のパス名

/to/database
(省略値)

パスは、2階層以上で英数字

フォーラムサービスデータベースのインデックスキャッシュサイズ

1024
(省略値)

キロバイト単位で入力

3.8

[to start]コマンドにより、ディレクトリサーバを起動。

3.9

接続先のサイト識別名

メンバー1:yokohama
メンバー2:sendai

hostsファイルに登録されたホスト名を定義。

システム種別

Windows NT(R)以外

不可

 

サイト種別

複数エリア構成でない

不可

 

3.10

[to stop]コマンドにより、全アプリケーションサーバを停止。

3.11

[to stop]コマンドにより、ディレクトリサーバを停止。

3.12

7.2 ゲートウェイを経由しないサイト間メール”を参照して定義。

3.13

19章 データベースの保全”を参照してバックアップ。

3.14

[to start]コマンドにより、ディレクトリサーバを起動。

3.15

[to start]コマンドにより、各アプリケーションサーバを起動。

◆エリアメンバーサイト用

以下に、エリアメンバーサイト用のワークシートの作成例を示します。

[表J.2 エリアメンバーサイト用ワークシート作成例]

フロー
No.

入力項目

入力値

変更

備考

5.1




セマフォIDキー

400(省略値)

16進数で入力

セマフォIDキーの使用キー数

200(省略値)

16進数で入力

利用可能なディスク容量の容量限界値

100(省略値)

メガバイト単位で入力

一時停止するディスク容量限界値

20(省略値)

メガバイト単位で入力

サイト識別番号

メンバー1:459032222
メンバー2:222563333

不可

9桁の数字
絶対に他のサイトと重複しないように注意

サイト名

メンバー1:YOKOHAMA
メンバー2:SENDAI

不可

64文字以内の英数字

協定世界時間との時差

540(省略値)

分単位で入力

サーバ名

DIRECTORY SERVER
(省略値)

64文字以内の英数字

ディレクトリサービス名

メンバー1:YOKOHAMA DIRECTORY SERVICE
メンバー2:SENDAI DIRECTORY SERVICE
(省略値)

64文字以内の英数字

ビリングイベントログファイルのパス名

/to/billing
(省略値)

英数字

監査イベントログファイルのパス名

/to/audit
(省略値)

英数字

ディレクトリサービスデータベースのデータファイル用のパス名

/to/database
(省略値)

パスは、2階層以上で英数字

ディレクトリサービスデータベースのインデックスファイル用のパス名

/to/database
(省略値)

パスは、2階層以上で英数字

ディレクトリサービスデータベースの添付ファイル用のパス名

/to/database
(省略値)

パスは、2階層以上で英数字

ディレクトリサービスデータベースのインデックスキャッシュサイズ

1024
(省略値)

キロバイト単位で入力

システム管理者のパスワード

**********

不可

8〜48文字の印刷可能なASCII文字。忘れた場合は、再インストールが必要。

5.2





サイトタイプの選択

2

不可

2(エリアメンバー)を選択

国名

jp

不可

3文字以内の半角英小文字。
必ずエンタープライズマスターサイトの設定値と同じ値を設定。

組織名

富士株式会社

不可

半角で64文字、全角で32文字以内。
必ずエンタープライズマスターサイトの設定値と同じ値を設定。

エリア名

東日本

不可

半角で64文字、全角で32文字以内。
必ずエンタープライズマスターサイトの設定値と同じ値を設定。

5.3





トランスポート番号

1

必ず1(TCP/IP)を指定

トランスポートドライバ名

tcpip(省略値)

コネクションタイムアウト

240(省略値)

秒単位で入力

インターフェースアダプター番号

0

0(システム標準設定)を指定

サーバのコンピュータ名

 

空入力
(システム標準設定のIPアドレス)

トランスポート番号

0

トランスポート設定の終了

サーバトランスポート

1

設定したトランスポートの選択

5.4











サービスの選択

2

メッセージルータの選択

メッセージルータサービス名

メンバー1:YOKOHAMA ROUTER NODE
メンバー2:SENDAI ROUTER NODE
(省略値)

64文字以内の英数字

メッセージネットワークノード名

メンバー1:YOKOHAMA ROUTER NODE
メンバー2:SENDAI ROUTER NODE
(省略値)

 

MIME/SMTPにルーティングするか?

Yes

noでは、X.400のベースアドレス追加へ

MIMEがインストールされているコンピュータ名

メンバー1: yokohama
メンバー2: sendai

 

ドメイン名

Fuji.co.jp

 

インターネットベースアドレス

メンバー1: yokohama.fuji.co.jp
メンバー2: sendai.fuji.co.jp

 

メッセージをX.400にルーティングしますか?

no(省略値)

 

メッセージをFAXにルーティングしますか?

no(省略値)

 

5.5

MIMEゲートウェイをセットアップする場合には、“TeamWARE Officeインストールガイド”を参照。

5.6

X.400ゲートウェイをセットアップする場合には、“TeamWARE Officeインストールガイド”を参照。

5.7







サービスの選択

1

Notifierのインストール

アラートを受信するワークステーションのネットワークアドレス

メンバー1:192.168.20.10
メンバー2:192.168.30.10

システム管理者が使用するクライアント端末のIPアドレスを指定。
このクライアントには、必ずNotifierをインストール。

アラートを送信するためのトランスポート
ドライバ番号

1

 

サービスの選択

3

メールサービスのインストール

メールサービス名

メンバー1:YOKOHAMA DIRECTORY SERVER MAIL
メンバー2:SENDAI DIRECTORY SERVER MAIL

64文字以内の英数字でサイト内一意

IMAP4サービスを使用するか?

no(省略値)

 

メールボックスの
最大サイズ

0(省略値)

キロバイト単位で入力

メッセージの
最大サイズ

0(省略値)

キロバイト単位で入力

メール監視間隔

60(省略値)

秒単位で入力。指定範囲は、60〜600

メールサービスデータベースのデータファイル用のパス名

/to/database
(省略値)

パスは、2階層以上で英数字

メールサービスデータベースのインデックスファイル用のパス名

/to/database
(省略値)

パスは、2階層以上で英数字

メールサービスデータベースの添付ファイル用のパス名

/to/database
(省略値)

パスは、2階層以上で英数字

メールサービスデータベースのインデックスキャッシュサイズ

1024
(省略値)

キロバイト単位で入力

サービスの選択

8

フォーラムサービスのインストール

フォーラムサービス名

メンバー1:YOKOHAMA DIRECTORY SERVER FORUM
メンバー2:SENDAI DIRECTORY SERVER FORUM

64文字以内の英数字でサイト内一意

ディレクトリデータベースとの同期をとるか?

yes(省略値)

 

期限切れ討論を毎日削除するか?

yes(省略値)

 

フォーラムの最大サイズ

0(省略値)

0(無制限)、またはキロバイト単位で入力

日常バックグラウンドタスク開始時間

00:00(省略値)

 

バックグラウンドスレッ
ドの最大持続時間

30(省略値)

 

フォーラムサービスデータ
ベースのデータファイル用のパス名

/to/database
(省略値)

パスは、2階層以上で英数字

フォーラムサービスデータ
ベースのインデックスファイル用のパス名

/to/database
(省略値)

パスは、2階層以上で英数字

フォーラムサービスデータ
ベースの添付ファイル用のパス名

/to/database
(省略値)

パスは、2階層以上で英数字

フォーラムサービスデータ
ベースのインデックスキャッシュサイズ

1024
(省略値)

キロバイト単位で入力

5.8

[to start]コマンドにより、ディレクトリサーバ起動します。

5.9

[to stop]コマンドにより、各アプリケーションサーバを停止します。

5.10

[to stop]コマンドにより、ディレクトリサーバを停止します。

5.11

7.2 ゲートウェイを経由しないサイト間メール”を参照して定義してください。

5.12

19章 データベースの保全”を参照してバックアップしてください。

5.13

[to start]コマンドにより、ディレクトリサーバを起動します。

5.14

[to start]コマンドにより、各アプリケーションサーバを起動します。

◆アプリケーションサーバ用

以下に、アプリケーションサーバ用のワークシートの作成例を示します。

[表J.3 アプリケーションサーバ用ワークシート作成例]

フロー
No.

入力項目

入力値

変更

備考

4.1





セマフォIDキー

400(省略値)

16進数で入力

セマフォIDキーの使用
キー数

200(省略値)

16進数で入力

利用可能なディスク容量の容量限界値

100(省略値)

メガバイト単位で入力

一時停止するディスク容量限界値

20(省略値)

メガバイト単位で入力

サーバ番号

2(省略値)

セットアップが割り振るサーバ番号をそのまま採用。

サーバ名

(省略値)

64文字以内の英数字

ビリングイベントログファイルのパス名

/to/billing
(省略値)

英数字

監査イベントログファイルのパス名

/to/audit
(省略値)

英数字

4.2





トランスポート番号

1

必ず1(TCP/IP)を指定

トランスポートドライバ名

tcpip(省略値)

 

コネクションタイムアウト

240(省略値)

秒単位で入力

インターフェースアダプター番号

0

0(システム標準設定)を指定

サーバのコンピュータ名

 

空入力(システム標準設定のIPアドレス)

トランスポート番号

0

トランスポート設定の終了

サーバトランスポート

1

設定したトランスポートの選択

4.3

サービスの選択

インストールするサービスを選択します。
“TeamWARE Officeインストールガイド”を参照。

4.4

[to start]コマンドにより、サイト内のすべてのサーバを再起動。


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