TeamWARE Office 200X V2.0 管理者ガイド

18.5.2 Libraryサービスのメンテナンス

Libraryサービスのメンテナンスには、Directory情報を更新する作業、SearchProのインデックスを再作成する作業、およびごみ箱を空にする作業があります。

◆Directoryの更新

ライブラリの情報は、Directoryにも格納されています。何らかの原因でこの情報に矛盾が生じた場合は、Directoryの更新を行うと、DirectoryデータベースとLibraryデータベースの間で同期処理が行われ、矛盾が取り除かれます。

Directoryを更新するには、以下のように操作します。

操作方法

1. 前述した、メンテナンス作業のアイコンを表示する1から5までの操作を行います。
2. [Libraryサービスのメンテナンス]アイコンをクリックします。
   [サービスのメンテナンス]ウィンドウが表示されます。
3. [TeamWARE Directoryと不整合修正]チェックボックスをオンにし、[OK]ボタンをクリックします。

◆SearchProのインデックス再作成

SearchProのインデックス情報とライブラリの文書の内容に矛盾が発生した場合（ライブラリの文書中に含まれる言葉で検索しても1件も該当するものが検出されない）、サーバにあるSearchPro検索対象の全ライブラリのインデックスを再作成できます。この再作成の操作を行うと、すべてのインデックスの作成が完了するまでは、SearchPro検索を使用すると検索が失敗したり、不当な検索結果が表示される場合があります。そのため、インデックス再作成の操作を行った後、SearchPro検索を使用する場合は、インデックス再作成中を示す処理キューが、完了した（一度、実行中だった処理キューがなくなっている）ことをAdminの「キューモニタ」で確認した後に、検索を行ってください。Adminの「キューモニタ」によるキューの監視については“18.8.3 キューの監視"を参照してください。

SearchProサービスを複数のサーバにインストールしている場合、インデックス再作成の操作は、1つのサーバのSearchProサービスに対してのみ実行してください。自動的にすべてのサーバのSearchProサービスのインデックスが再作成されます。複数のサーバのSearchProサービスに対して、同時にこの操作を実行すると、不要な処理が行われることになります。

SearchProのインデックスを再作成するには、以下のように操作します。

操作方法

1. 前述した、メンテナンス作業のアイコンを表示する1から5までの操作を行います。
2. [Libraryサービスのメンテナンス]アイコンをクリックします。
   [サービスのメンテナンス]ウィンドウが表示されます。
3. [SearchProインデックスの再作成]チェックボックスをオンにし、[OK]ボタンをクリックします。

◆ごみ箱を空にする

ごみ箱にたまっている文書をただちに削除できます。

ごみ箱を空にするには、以下のように操作します。

操作方法

1. 前述した、メンテナンス作業のアイコンを表示する1から5までの操作を行います。
2. [ごみ箱を空にする]アイコンをクリックします。
   [ごみ箱を空にする]ウィンドウが表示されます。
3. [OK]ボタンをクリックします。