TeamWARE Office 200X V2.0 管理者ガイド
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12.6 NNTPサービス利用上の留意事項
NNTPサービスを利用する上で留意すべき事項について、以下に示します。
- メッセージの削除について、以下の制限があります。
- 外部のNewsサーバ(TeamWAREを含む)から書き込まれたメッセージを削除した場合、その削除情報は、連携しているNewsサーバに反映されません。
- 外部のNewsサーバから送られてきた削除情報の反映中に、TeamWARE Officeのシャットダウンなどの処理中断が発生した場合には、削除処理中のメッセージが削除されない場合があります。この場合、TeamWARE Officeのログ(to.log)に記録されます。
- 2つのフォーラムが同一のNewsサーバ上にあるニュースグループと連携定義を行った場合、その2つのフォーラム間でメッセージを移動すると、そのメッセージは、連携先のNewsサーバ側で以下のようになります。
- メッセージ移動元フォーラムに対応するニュースグループから削除されます。
- メッセージ移動先フォーラムに対応するニュースグループに反映されません。
- 以下のような場合、リクエスタが動作することにより、フォーラムサーバに対して負荷をかけることになります。Adminクライアントから指定するリクエスタ実行依頼方法の定義は、ユーザの利用頻度が少ない時間帯とすることを推奨します。
- ニュースサーバと連携するフォーラムを大量にニュースグループ定義した場合
- すでに運用中のニュースグループと新たに連携する場合
- 連携するニュースサーバが旧製品(V5.1)のNNTPサービスであり、かつリッチテキストメッセージを付加するよう設定している場合(システム標準の設定)、以下の制限があります。
- 本製品のNNTPサービスが送信したリッチテキストメッセージ付きのメッセージを、旧製品(V5.1)のNNTPサービスが受信した際、メッセージフィールドがテキスト形式に変換され、さらにリッチテキストメッセージが添付ファイルとなります。
- Adminアプリケーションによって、連携するニュースサーバのパスワードを設定した場合、パスワードは、NNTP.INIに定義されます。TeamWARE Officeのシステム管理者以外に、このパスワードを参照させたくない場合には、OSのアクセス制限機能(ファイルなどのアクセス権や、ログイン制限などの機能)によって、一般利用者がNNTP.INIにアクセスできないようにしてください。
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