TeamWARE Office 200X V2.0 管理者ガイド |
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第12章 NNTPサービスの管理 | > 12.3 NNTPサービス構成の変更 |
Adminアプリケーションでは、以下の構成を変更できます。
接続およびメッセージ処理では、以下の設定が変更可能です。
図12.3に、設定画面を示します。
NNTPサービスが使用するインターネットベースアドレスを指定します。この値は、送信するメッセージのSenderヘッダなどに付加する情報として使用されます。
同時にNNTPサービスに接続するNewsクライアント数を最大値で指定します。
指定可能な値は、0〜1000です。0は無制限です。
NewsサーバまたはNewsクライアントから渡されるメッセージサイズの制限値を指定します。指定可能な値は、0〜4000です。0は無制限です。
チェックすると、[動作時間間隔]フィールドを使用できます。チェックしない場合、[動作時間]フィールドを指定できます。
リクエスタの起動間隔を分単位で指定します。
リクエスタは、この指定の間隔でTeamWARE Forumの更新内容をNewsサーバに通知します。
指定可能な値は、0〜65000です。0はリクエスタの停止を意味します。
[動作時間間隔を使用]チェックボックスをチェックしていない場合、指定することができます。リクエスタの起動を時刻で指定します。
48個まで指定できます。
リクエスタの動作時間間隔に0を指定した場合、Forumサーバに対して負荷がかかり続けますので、緊急の場合以外0を指定しないことをお勧めします。また、以下のような場合も、リクエスタの動作によって、Forumサーバに対して負荷がかかります。このような場合、Adminアプリケーションで指定するリクエスタの起動の定義は、ユーザの利用頻度が少ない時間帯とすることをお勧めします。
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応答待ち時間では、以下の設定を変更できます。
図12.4に、設定画面を示します。
NewsサーバまたはNewsクライアントからメッセージを受け取るまでのレスポンダの待ち時間を指定します。指定可能な値は、0〜100000です。0は無制限です。
NewsサーバまたはNewsクライアントがレスポンダへ接続したあと、NewsサーバまたはNewsクライアントからの最初のコマンドをレスポンダが受け取るまでの待ち時間を指定します。指定可能な値は、300〜100000です。
NewsサーバまたはNewsクライアントからコマンドが要求されるまでのレスポンダの待ち時間を指定します。この値は、上記“Newsサーバの呼び出し応答待ち時間(秒)”以降のコマンドの待ち時間を指定します。指定可能な値は、300〜100000秒です。
ヘッダ情報では、以下の設定を変更できます。
図12.5に、設定画面を示します。
送信するメッセージのMacintoshファイル(MacBinary形式)のエンコード方法です。“Apple Single”を指定すると、MacintoshファイルはAppleSingle形式でエンコードされ、さらにBase64でエンコードされます。“Binhex 4.0”を指定すると、MacintoshファイルはBinHex形式でエンコードされます。
インストール直後は、Apple Singleになっています。
送信するメッセージの文字コード種別です。日本での文字コードは、“ISO-2022-JP”です。“ISO-2022-JP”以外の値に変更しないでください。
インストール直後は、“ISO-2022-JP”になっています。
送信するメッセージのヘッダをMIME形式でエンコードするかどうかの指定です。ヘッダ内(SubjectやFromやToなど)に日本語が含まれている場合、MIME標準で規定された方法で変換するか否か、このチェックを参照します。チェックありの場合は、MIME形式で変換し、チェックなしの場合は、MIME形式で変換されません(ISO-2022-JPには変換されます)。現在、一般に普及しているNewsクライアントでは、MIME標準に対応していなくてもヘッダだけはMIME形式に対応しています。またNewsクライアントによってはMIME形式に変換していないヘッダを受信できないものもあり、推奨は標準設定値(チェックあり)です。したがって、送信先で使用しているNewsクライアントがMIME形式のヘッダに対応していない場合に限り、これをチェックなしにします。
インストール直後は、MIMEヘッダを生成する設定(チェックあり)になっています。
送信するメッセージの添付ファイル名をエンコードするかどうかの指定です。NNTPサービスは添付ファイル名に日本語が含まれている場合、ファイル名をエンコードします。しかし、送信先で使用されるNewsクライアントによっては、エンコードされたファイル名が正しく表示されない場合があります。これをチェックありにすると添付ファイル名はエンコードされず、そのまま通知されます。ただし、経由するNewsサーバが日本語を許していない場合は、送信先で添付ファイル名が正しく表示されない場合があります。
インストール直後は、添付ファイル名をエンコードする設定(チェックなし)になっています。
送信するメールのFromヘッダに付加するコメントの形式です。以下の値が指定できます。
[Directory name]:送信者のユーザ名をコメントにします。
[None]:Fromヘッダにコメントを付加しません。
インストール直後は、Directory nameになっています。
ヘッダ情報の変更は、リアルタイムに反映されます。
ホストの定義では、以下の設定が変更可能です。
図12.6に、設定画面を示します。
設定されているNewsサーバのホスト名、またはメッセージ送出用IPアドレスが表示されます。
すでに設定済のホスト定義を変更する場合は、Newsサーバのホスト名、またはメッセージ送出用IPアドレスをクリックし、必要な情報を修正したあとで[変更]ボタンをクリックします。
すでに設定済のホスト定義を削除する場合は、Newsサーバのホスト名、またはメッセージ送出用IPアドレスをクリックし、[削除]ボタンをクリックします。
Newsサーバのホスト名、またはメッセージ送出用IPアドレスを指定します。[名前]フィールド設定後、[追加]ボタンを押すと、上記の[ホスト]フィールドにホスト名が追加されます。
指定されたホスト(Newsサーバ)に接続するために、NNTPサービスが使用するパスワードを指定します。
指定されたホスト(Newsサーバ)が、NNTPサービスに接続するために使用するパスワードを指定します。このパスワードは、“12.2.2 Newsサーバでの定義”で必要とするパスワードです。
TCP/IPのポート番号を指定します。値は、連携するNewsサーバの定義に従います。インストール直後は、“119”が設定されています。
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