TeamWARE Office 200X V2.0 管理者ガイド |
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第8章 MIMEゲートウェイの管理 | > 8.6 インターネットメールとの送受信 |
TeamWARE Mailアプリケーションから外部へメールを送信した場合、DSNレポートの要求が行われます。このDNSは、SMTPサーバや相手のメールシステムがすべてDSNに対応している必要があるため、環境によっては正常に動作しない場合があります。そのような環境の場合や、外部宛てメールにはDSNを要求したくない場合のために、このDSN要求を抑止することができます。
設定は、to.iniの[MIME]セクションにno_dsn_request行を追加します。なお、設定の反映には、TeamWARE Office サーバの再起動が必要となります。
no_dsn_requestの値には、“0”、“1”または“2”の値を指定できます。それぞれ、以下の動作をします。
DSNの要求を行います。(初期値)
DSNの要求を行いますが、メール配信成功時の通知要求「success」は要求しません。メール配信失敗時の通知要求「failure」のみになります。
DSNの要求を行いません。
no_dsn_requestオプションを省略した場合は、“0”と同じ動作をします。DSN機能を完全に無効化するためには、パラメータに“2”を指定します。
オプションの設定方法を、以下に示します。
操作方法
※ [MIME]セクションがすでに存在する場合は、[MIME]セクションの下にオプション行を追加してください。
本機能を使用した場合、メール配信の成功通知が要求されなくなります。そのため、適用後は以下の動作となります。
TeamWARE Mailアプリケーションから外部へメールを送信した場合、DSN(配達通知)およびMDN(開封通知)レポートの要求が行われます。
この外部からのレポートメールをメールとして受信することができます。
設定は、to.iniの[MIME]セクションにreceive_report_as_message行を追加します。なお、設定の反映には、TeamWARE Office サーバの再起動が必要となります。
receive_report_as_messageの値には、“0”または“1”を指定できます。それぞれ、以下の動作をします。
外部から返却されたレポートメールは、送信簿のメールステータスに反映されます。(初期値)
外部から返却されたレポートメールは、メールとして配信されます。そのため、送信簿のメールステータスは「送信済」のままとなります。
receive_report_as_messageオプションを省略した場合は、“0”と同じ動作をします。
オプションの設定方法を、以下に示します。
操作方法
※ [MIME]セクションがすでに存在する場合は、[MIME]セクションの下にオプション行を追加してください。
本機能を使用した場合、適用後は以下の動作となります。
no_dsn_request、receive_report_as_messageを設定するためには、to.iniファイルの一番後ろに、以下のようにオプション行を追加します。
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