TeamWARE Office 200X V2.0 管理者ガイド |
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第2章 システム構成の計画 | > 2.4 サービス構成の計画 |
Mailサービスは、受信するメールとその管理情報、および、送信するメールとその管理情報のすべてを保管します。ユーザ1人1人が必要とするサーバのディスク容量は、メールボックスの利用のしかたにより異なります。システム管理者が、メールボックスから古いメールを削除するように、きちんとユーザに指導を行わなかった場合、サーバのディスク容量はすぐに不足するおそれがあります。また、ユーザがMailサービスを頻繁に利用し始めると、送信するメールのサイズやメールの取り扱い量は急速に増大します。したがって、Mailサービスをインストールするサーバには、大容量のハードディスクを用意することをお勧めします。
Mailサービスは、複数のサーバにインストールすることもできます。マルチサーバ構成の場合、Mailサービスを複数のサーバにインストールし、各サーバに均等にMailサービスの利用者を登録します。これにより、Mailサービスの負荷を分散させることができます。Mailサービスを各サーバに分散させても、利用者は、どのサーバに自分のメールボックスが登録されているかを意識する必要はありません。
ディスク容量を見積もる際には、以下の点を考慮します。
たとえば、1人のユーザから数人に送られるメールが大量に存在するような使いかた(この場合、サーバには文書のコピーは1つしか保存されません)と、ユーザからユーザへ送る個々のメールが大量に存在するような使いかたとでは、必要となるディスク容量は異なります。
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