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5.11 | オフラインで利用する |
ここでは、Mailのオフライン機能について説明します。
Mailのオフライン機能は、TeamWARE Officeのサーバに接続しない状態(オフラインの状態)で、Mailを起動し、メールの作成および、過去に受信したメールの参照などの操作を行うことができるものです。
作成したメールの送信、および送信されたメールを受信する時にだけ、サーバと接続した状態(オンラインの状態)に切り替わるため、通信回線使用料の負担を軽減することができます。
ユーザは、オフラインでの作業用メールボックス(これをオフラインメールボックスと呼びます)を持つことができます。このメールボックスから、メールをサーバ上のメールボックス(これをオンラインメールボックスと呼びます)へ送信したり、オンラインメールボックスにある受信メールをオフラインメールボックスへ取り出したりする(コピーする)ことができます。
以下に、オフラインメールボックスが表示された、Mailのメインウィンドウを示します。
現在のMailが、オンラインの状態かオフラインの状態かは、ウィンドウのステータスバー(ウィンドウの右下)に、または
で表示されます。
オフラインの状態と、オンラインの状態とでは、使用できる機能(メニュー/コマンド)が異なるものがあります。
各々の状態におけるメニューやコマンドの比較については、付録B オフライン / オンラインの機能比較を参照してください。
5.11.1 メールをオフラインで起動する |
ここでは、Mailのオフライン機能における、Mailの起動について説明します。
TeamWARE Officeの起動およびログインについての詳細は、4.1 TeamWARE Officeを起動するを参照してください。
オフラインで使用するための設定をしてある場合、Mailのアイコンをダブルクリックすると、以下の[TeamWARE Office ログイン]ウィンドウが表示されます。
オフラインで使用するための設定は、[設定]ボタンをクリックして表示される[ログイン設定]ウィンドウの、[オフライン]ページで行います。
[オフライン]ページの[オフライン機能を利用可能にする]チェックボックスをクリックしてオンにすると、Mailがオフラインで使用することができます。
また[Mailオプション設定]ウィンドウで、[つねにオフラインで起動する]チェックボックスがオンになっている場合は、他のアプリケーションがサーバと接続していても、Mailは、サーバと接続しないで、つねにオフラインの状態で起動します。
[Mailオプション設定]ウィンドウの詳細については、5.10.4 オフラインの動作を設定するを参照してください。
他のTeamWARE Officeのアプリケーションを実行している場合は、すでにサーバに接続されている状態です。
Mailのアイコンをダブルクリックすると、[Mailオプション設定]ウィンドウでの設定に従って、オンラインまたはオフラインの状態でMailが起動されます。
[Mailオプション設定]ウィンドウ([オフライン]ページ)の設定で、[つねにオフラインで起動する]チェックボックスがオンになっている場合、Mailはオフラインで起動されます。
[Mailオプション設定]ウィンドウでの設定の詳細については、5.10.4 オフラインの動作を設定するを参照してください。
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5.11.2 オンラインとオフラインを切り替える |
ここでは、オンラインとオフラインとの切り替えについて説明します。
次のような場合、オフライン状態のMailは、サーバに接続されてオンラインの状態に切り替わります。
[メール]メニュー | − | [サーバへ送信]コマンドのサブコマンドのいずれか |
[メール]メニュー | − | [取り出し]コマンドのサブコマンドのいずれか |
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次のような場合、オンライン状態のMailは、サーバから切断されてオフラインの状態に切り替わります。
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[Mailオプション設定]ウィンドウの[オフライン]ページで、[メールの送信または取り出し後にサーバから切断する]チェックボックスがオンに設定されている場合は、メールを送信、または取り出すコマンドを選択したあと、自動的にオフラインの状態に戻ります。 |
5.11.3 メールを送信する |
ここでは、メールの送信の操作について説明します。
送信するメールの作成は、新規にメールを送信する方法や、その他の送信方法(返信、転送など)と同じ操作です。操作の詳細については、5.2 メールを送信するを参照してください。
オンラインの状態において、オフラインで作成したメールを送信するには、以下のコマンドを選択します。
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オフラインメールボックスのメールに対して返信、転送、流用、再送信を行った場合は、サーバへ送信されず、オフラインメールボックスの送信フォルダに未送信メールとして保存されます。 |
オフラインの状態において、新規メールの送信や、返信などを行うコマンドを選択すると、メールは、オフラインメールボックスの[送信メール]フォルダに保存されます。
メールを送信するためには、以下のように操作します。
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5.11.4 メールを取り出す |
ここでは、オフライン機能における、メールを取り出す操作について説明します。
“メールを取り出す”とは、オンラインメールボックスのメールを、オフラインメールボックスに取り出す(コピーする)ことです。
これによって、未受信のメールを取り出す時にだけサーバに接続し、取り出したあとは、オフラインの状態で参照したりすることできます。また、過去に受信したメールを参照したりすることができます。
メールを取り出すためには、以下のように操作します。
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5.11.5 オフラインメールを退避 / 復元する |
ここでは、オフラインメールをバックアップする方法について説明します。
オフラインメールを退避するには、以下のように操作します。
オフラインメールを復元するには、以下のように操作します。
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5.11.6 オフラインメールを検索する |
ここでは、オフラインメールボックス内のメールを検索する方法について説明します。
オフラインメールボックス内のメールを検索するには、以下のように操作します。
Q: | メールの受信済の情報を発信者が認識するには、オンラインとオフラインでは違いがありますか? |
A: | オンラインの場合は、受信者が受信したメールを開くタイミングで、発信者が認識できます。 それに対して受信者のMailがオフラインの場合は、メールを開くタイミングの他に、オフラインメールボックスへメールを取り出したタイミング(メールを開かなくても)でも認識できます。 |
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詳細については、以下に示すMailのオンラインヘルプを参照してください。
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