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上へ第5章 TeamWARE Mailを操作する

5.2  メールを送信する

ここでは、メールを送信する方法について説明します。

 
5.2.1 新規にメールを送信する

新規にメールを送信するには、以下のように操作します。

  1. メインウィンドウの[メール]メニューで、[新規]コマンドをクリックします。
    ⇒ [送信]ウィンドウが表示されます。

    image

  2. [送信]ウィンドウの各フィールドに必要な値を指定します。
    フィールドに指定する内容については、“◆ 指定するフィールドと指定内容”またはオンラインヘルプを参照してください。なお、メールの宛先の指定は、省略できません。
  3. [送信]ウィンドウの[メール]メニューで、[送信]コマンドをクリックします。
    ⇒ 新規にメールが送信されます。

◆指定するフィールドと指定内容

[送信]ウィンドウでは、以下のフィールドやチェックボックスを指定します。

image
  • 標準設定では、宛先を指定するフィールドは、TOフィールドとCCフィールドが表示されています。[オプション]メニューのコマンドをクリックすると、TOフィールドのみ表示する、BCCフィールドも表示するなどの指定ができます。詳細については、オンラインヘルプを参照してください。
  • Windows(R)のエクスプローラから、添付ファイルにしたいファイルを、添付ファイルバーへドラッグアンドドロップして指定することもできます。
  • [メッセージテキスト]フィールドに、Microsoft(R) ExcelやLotus(R) 1-2-3などの形式のデータをクリップボードから貼り付ける場合、[編集]メニューの[貼り付け]コマンドを選択すると、RTF形式でデータがコピーされます。
    これを、それぞれのオリジナルの形式として貼り付ける場合には[形式を選択して貼り付け]コマンドを利用してください。
image 権限のないユーザを含むユーザグループを宛て先に指定した時、このようなユーザは、除外してメール発信されます。また、発信簿の宛先一覧に表示されません。

宛先の検索

宛先がわからない場合は、宛先を検索することができます。宛先の検索は、[宛先/予約先を検索]ウィンドウで行います。
TOフィールドやCCフィールドの右横にある、imageボタンをクリックすると、[宛先/予約先を検索]ウィンドウが表示されます。検索方法については、9.2 エントリを検索するを参照してください。

 
5.2.2 その他の方法で送信する

[メール]メニューの[送信]コマンドでは、新規にメールを送信するほかに、各種の方法でメールを送信できます。主なものを以下に示します。

◆特殊な宛先の指定

image [送信]ウィンドウの[メール]メニューで、[一時保存]コマンドをクリックすると、メールは送信されず、[送信]ウィンドウで指定した内容のまま、送信メールフォルダに保存されます。
一時保存したメールの内容を表示し、[メール]メニューの[送信]コマンドをクリックすると、メールを送信できます。なお、メインウィンドウの[表示]メニューで、[一時保存メール]コマンドをクリックすると、一時保存したメールだけを一覧表示できます。メールの一覧表示については、5.3.1 メールの一覧を表示するを参照してください。

 
5.2.3 送信結果を確認する

送信メールフォルダをダブルクリックすると、送信したメールの一覧が表示されます。一覧に表示されているアイコンで、メールの状態を確認できます。以下に、主なアイコンを示します。確認できるメールの状態とアイコンについては、オンラインヘルプを参照してください。

imageメールはまだ送信されていません。
imageメールは送信済ですが、宛先には届いていません。
imageメールは宛先に届いていますが、開封されていません。
imageメールは宛先に届き、開封されています。
imageメールは送信されましたが、宛先には届きませんでした。
image 外部のメールシステムへ送信したメールは、開封されたかどうかの確認ができないことがあります。開封を確認できるかどうかについては、システム管理者に確認してください。

◆Q&A

Q: 他の部署の担当者にメールを送信しようとしています。同時に、このメールの写しを上司と同僚に送信しようと思います。ただし、担当者や上司には、その写しを同僚に送ったことを知られたくありません。なにかいい方法はないですか?
A: BCCフィールドを表示し、そこに同僚の宛先を指定します。
[送信]ウィンドウの[オプション]メニューで、[TO,CC,BCC]コマンドをクリックします。[送信]ウィンドウに、TO、CC、BCCの3つのフィールドが表示されます。
TOフィールドには、本来の受取人(他の部署の担当者)を指定します。CCフィールドには、そのメールの写しの受取人(上司)を指定します。BCCフィールドには、そのメールを送信したことを他の宛先に知られたくない宛先(同僚)を指定します。

Q: インターネットにメールを送信したいのですが、どうすればいいですか?
A: TOフィールドに、suzuki@xyz.net.co.jpなどのインターネットのメールアドレスを指定します。インターネットのメールアドレスを私用エントリとして作成している場合は、そのエントリ名をTOフィールドに指定します。

Q: メールの写しを送信することはありません。CCフィールドを表示しないようにするにはどうすればいいですか?
A: [送信]ウィンドウの[オプション]メニューで、[TO]コマンドをクリックすれば、CCフィールドは表示されず、TOフィールドだけが表示されるようになります。
また、同じメニューで、[宛先]コマンドをクリックしても、CCフィールドは表示されなくなります。この場合、宛先フィールドだけが表示されるようになります(宛先フィールドに指定した宛先は、宛先種別にTOが指定されたとみなされます)。

Q: 添付ファイルの指定を取り消すには、どうすればいいですか?
A: 添付ファイルバーから、指定を取り消したい添付ファイルのアイコンをクリックし、[添付ファイル]メニューの[削除]コマンドをクリックします。

Q: 宛先を検索するとき、いつも共用ディレクトリのほうが上に表示されます。つねに個人用アドレス帳を上に表示するには、どうすればいいですか?
A: [Mailオプション設定]ウィンドウの[メールボックス]ページで、[ディレクトリページ]ドロップダウンリストボックスから、個人用アドレス帳を選択します。

Q: メッセージテキストフィールドに指定する文字のサイズやフォントは変更できますか?
A: メッセージテキストフィールドの上部にあるドロップダウンリストボックスやボタンを使えば、変更できます。

Q: 送信したメールに添付ファイルを追加し、表題を変更して別のユーザに送信するにはどうすればいいですか?
A: 以下のように操作します。

  1. 送信メールの一覧から、別のユーザに送信したいメールをクリックします。
  2. [メール]メニューで[送信]コマンドにマウスポインタを合わせます。サブメニューが表示されるので、[流用]コマンドをクリックします。
    ⇒ [流用して送信]ウィンドウが表示されます。
  3. 必要な修正をして、送信します。
    TOフィールドに宛先を指定し、表題の変更や添付ファイルの追加などを行います。必要な修正をしたら、[流用して送信]ウィンドウの[メール]メニューで、[送信]コマンドをクリックします。

Q: 送信したメールを、開封される前に差し替えたいのですが...
メールを送信したあとで、送信したメールのメッセージテキストや添付ファイルの指定に誤りがあることに気づきました。送信したメールを差し替えるにはどうしたらいいですか?
A: 送信したメールを差し替えるには、以下のように操作します。

  1. 送信メールの一覧から、差し替えたいメールをクリックします。
  2. [メール]メニューで[送信]コマンドにマウスポインタを合わせます。サブメニューが表示されるので、[差し替え]コマンドをクリックします。
    ⇒ [差し替えメールの送信]ウィンドウが表示されます。
  3. 宛先は指定されているので、添付ファイルなどの変更したい内容を指定し、[差し替えメールの送信]ウィンドウの[メール]メニューで、[送信]コマンドをクリックします。

Q: 複数の宛先(グループも含む)に送信した場合、それぞれの宛先がメールを開封したかどうか確認するには、どうすればいいですか?
A: 以下のように操作します。

  1. 送信メールの一覧から確認したいメールをクリックします。
  2. [メール]メニューで[読む]コマンドをクリックします。
    ⇒[送信メール]ウィンドウが表示されます。
  3. [送信メール]ウィンドウの[メール]メニューで、[プロパティ]コマンドをクリックします。
    ⇒ [送信メールのプロパティ]ウィンドウが表示されます。
      [送信メールのプロパティ]ウィンドウの[状態]ページに、宛先ごとのメールの状態が表示されています。
image 詳細については、以下に示すMailのオンラインヘルプを参照してください。
  • メール,送信
  • ファイル,ファイルの内容をメッセージテキストに貼り付ける
  • 添付ファイル,選択
  • X.400
  • FAX

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