PRIMECLUSTER Global Link Services 説明書 4.1 (伝送路二重化機能編) - Solaris (TM) オペレーティングシステム版 -
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6.1 伝送路二重化機能の異常発生時の資料採取について
伝送路二重化機能の動作に異常が発生した場合には、調査資料として以下の資料を採取してください。なお、伝送路二重化機能の調査資料を一括して採取する場合は、"6.1.1 資料採取コマンド"を参照してください。
1) 各方式における共通の採取資料
伝送路二重化機能の動作に異常が発生した場合には、調査資料として以下の資料を採取してください。
- 現象発生時の詳細なオペレーション内容およびエラーメッセージ
- コンソールログ(/var/adm/messages)ファイル
- 伝送路二重化機能のログファイル(/var/opt/FJSVhanet/log/*)
- 伝送路二重化機能の環境設定ファイル(/etc/opt/FJSVhanet/config/*)
- /opt/FJSVhanet/usr/sbin/dsphanet の実行結果
- ifconfig -a の実行結果
- netstat -ni の実行結果
- netstat -nr の実行結果
- netstat -np の実行結果
2) 高速切替方式における異常発生時
高速切替方式での異常発生時には、 "1) 各方式における共通の採取資料" および以下の資料採取を行います。
- /opt/FJSVhanet/usr/sbin/dsphanet -o の実行結果
- 伝送路二重化機能ドライバトレース出力結果(採取方法などについては、“6.2 トレース”を参照してください。)
3) RIP方式における異常発生時
RIP切替方式での異常発生時には、 "1) 各方式における共通の採取資料" および以下の資料採取を行います。
- ps -ef の実行結果
- /opt/FJSVhanet/usr/sbin/dsppollの実行結果(ルータ監視機能使用時のみ)
4)高速切替/RIP方式における異常発生時
高速切替/RIP方式での異常発生時には、 "2) 高速切替方式における異常発生時" および "3) RIP方式における異常発生時" を参照し、異常が発生している箇所の運用状態にあわせて資料採取を行います。
5) NIC切替方式における異常発生時
NIC切替方式での異常発生時には、 "1) 各方式における共通の採取資料" および以下の資料採取を行います。
- ps -ef の実行結果
- 待機パトロール機能使用時の動作異常および待機NIC異常時には、伝送路二重化機能ドライバトレース出力結果(採取方法などについては、“6.2 トレース”を参照してください。)
6) GS/SURE連携方式における異常発生時
GS/SURE連携方式での異常発生時には、 "1) 各方式における共通の採取資料" および以下の資料採取を行います。
- 伝送路二重化機能ドライバトレース出力結果(採取方法などについては、“6.2 トレース”を参照してください。)
- /opt/FJSVhanet/usr/sbin/dsphanet -c の実行結果
- /opt/FJSVhanet/usr/sbin/dsppoll -c の実行結果
6.1.1 資料採取コマンド
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