PRIMECLUSTER Global Link Services 説明書 4.1 (伝送路二重化機能編) - Solaris (TM) オペレーティングシステム版 -
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2.4.6 GS/SURE連携方式による二重化運用時の留意事項
- GS/SURE連携方式では、二重化した伝送路を同時に使用していますが、スループット向上の効果は期待できません。
- GS/SURE連携方式を使用する場合には、必ず通信相手監視機能を設定してください。設定方法については“7.5 hanetobservコマンド”を参照してください。
- 同一システム上で、GS/SURE連携方式とRIP方式は共存はできません。
- GS/SURE連携方式は、PRIMEPOWER、GP7000F、富士通S series、GP-Sとの間の通信には利用できません。
- PRIMEPOWER、GP7000F、富士通S series、GP-S側でクラスタ切替えが発生した場合、グローバルサーバ、PRIMEFORCE側ではTCPコネクションの強制解放が行われるため、直ちに通信の復旧が可能ですが、グローバルサーバ、PRIMEFORCE側でホットスタンバイ切替えが発生した場合、PRIMEPOWER、GP7000F、富士通S series、GP-S側でTCPコネクションの強制解放は行われないため、TCPアプリケーション単位に、個々に解放処理を行い通信を復旧させる必要があります。
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