PRIMECLUSTER Global Link Services 説明書 4.1 (伝送路二重化機能編) - Solaris (TM) オペレーティングシステム版 -
目次 索引 前ページ次ページ

第2章 機能> 2.2 オプション機能

2.2.5 複数論理仮想インタフェースの設定

1つの仮想インタフェース上に複数のIPアドレス(論理仮想インタフェース)を定義することができます。この機能により、アプリケーション単位に異なるIPアドレスを使用することができます。

以下の図2.28に、仮想インタフェースsha0にIPアドレス(論理仮想インタフェース)を3つ追加定義した場合の例を示します。

image

[図2.28 論理仮想インタフェース定義例]

上記の図においてsha0:2などのことを、以降、論理仮想インタフェースと呼びます。論理仮想インタフェースが属する仮想インタフェースと同じサブネット内のアドレスを論理仮想インタフェースに付与してください。クラスタシステム上での運用の場合は、引継ぎアドレスと同じサブネット内のアドレスを付与してください。

image


目次 索引 前ページ次ページ

All Rights Reserved, Copyright (C) 富士通株式会社 2005