PRIMECLUSTER Global Link Services 説明書 4.1 (伝送路二重化機能編) - Solaris (TM) オペレーティングシステム版 -
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2.1.2.5 注意事項
- 使用する物理インタフェースには、必ずIPv4アドレスを設定してください。
- 複数サーバからRIPが送信されると、経路情報の伝搬が複雑になり、切替えに予想以上に時間を要する場合があるため、RIP方式で動作するマシンは同一ネットワーク上で1台として下さい。
- 使用するネットワークは、サブネット化することはできません。必ずクラスA,B,Cのいずれかのネットワークを、サブネットマスク指定をせずに直接使用してください。なお、以下の条件に一致する場合には、サブネットマスクを指定して使用することができます。
- サブネット化するネットワークアドレスは1つのみであること。
- サブネット化するネットワークアドレスのサブネットマスク値は、ネットワーク全体で一意であること。
- /etc/inet/netmasksファイルにそのネットワークアドレスのサブネットマスク値が設定されていること。
- IPv6アドレスは使用できません。
- 基本OSがSolaris 10の場合、ルーティングデーモンの設定はrouteadm(1M)コマンドを使用して定義します。設定方法については“3.2.2.3 RIP方式の設定”を参照してください。
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