PowerSORT V4.0 使用手引書 |
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第1章 PowerSORTの概要 |
ここでは、PowerSORTが使用する作業域(メモリ)および一時ファイル量の見積もりについて説明します。
PowerSORTは、指定した範囲内の作業域を使用して処理を行ないます。指定を省略した場合には次のように作業域の大きさを決定します。
割り当てた作業域内にすべての入力レコードが読み込めた場合、一時ファイルを使用しないで作業域内だけでソート処理を完了します(これをインコアソートといいます)。インコアソートは、一時ファイルへの入出力がないことなどから一般に処理時間が短くなります。このため、入力レコードの量に合わせて適切な作業域の大きさを指定することで、処理時間の短縮が可能です。ただし、作業域の大きさの指定には次のような注意が必要です。
PowerSORTの一時ファイルには、充分な空きスペースのあるディレクトリを指定してください。
必要な一時ファイル量の概算式を以下に示します。なお、PowerSORTの作業域が入力データ量に対して充分与えられなかった場合またはオプション機能を使用している場合などでは、以下の概算式を超えることもあります。
一時ファイル量=(管理領域+キー長+レコード長)*レコード件数 |
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