Systemwalker Service Quality Coordinator ユーザーズガイド Web利用状況管理編 - Microsoft(R) Windows(R) 2000/Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003/Solaris(TM) オペレーティングシステム/Linux -
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第5部 リファレンス> 第15章 定義ファイルの形式> 15.2 利用状況分析機能のファイル> 15.2.6 CSV形式ログファイル

15.2.6.3 CSV形式ログファイルの削除

CSV形式ログファイルは、被管理サーバのログ情報を管理サーバに転送し、管理サーバ側で分析を行う場合に作成されますが、管理サーバ側に転送され、利用状況DBへの登録が完了するとこのファイルは不要となります。

管理サーバ側の利用状況DBに登録され、不要となったCSV形式ログファイルの削除方法について、以下に説明します。なお、CSV形式ログファイルの削除に際しては、利用状況DBの破壊等のトラブルに対処するため、必要に応じて、CSV形式ログファイルをバックアップしてください。

■削除可能なCSV形式ログファイル

管理サーバ側に転送され、利用状況DBに登録されたCSV形式ログファイルが削除対象となります。

なお、被管理サーバ側と管理サーバ側の両方のファイルが削除対象となります。

削除対象となるファイルは以下の通りとなります。

dbyyyymmdd_nnn.csv

eyyyymmdd_nnn.csv

dbyyyymmdd.index

eyyyymmdd.index

image

dbyyyymmdd.index、及び、eyyyymmdd.indexは被管理サーバ側のみ格納されています。

削除対象ファイルの格納場所は、以下のとおりとなります。

image

<インストールディレクトリ(可変)>\database\csv\サーバディレクトリ\

<インストールディレクトリ(可変)>\database\csv\サーバディレクトリ\Server_Csv_Backup\

<インストールディレクトリ(可変)>\database\csv\サーバディレクトリ\Extend_Csv_Backup\

image image

/var/opt/FJSVssqc/database/csv/サーバディレクトリ/

/var/opt/FJSVssqc/database/csv/サーバディレクトリ/Server_Csv_Backup/

/var/opt/FJSVssqc/database/csv/サーバディレクトリ/Extend_Csv_Backup/

image

サーバディレクトリは、利用状況DB環境定義ファイルの分析対象サーバ定義ブロックのSymbolで指定した名前になります。

■CSV形式ログファイルの削除条件

以下の条件を満たしたCSV形式ログファイルのみ削除を行ってください。

image

各CSV形式ログファイルの日付の見方については、「15.2.6.1 CSV形式ログファイルの形式」の「格納先とファイル名」を参照願います。

image

CSV形式ログファイルの削除を行うときは、以下のプロセスが起動していないことをご確認ください。

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dbregmng.exe

dbreg.exe

image image

dbregmng

dbreg

■不要なCSV形式ログファイルを自動削除する

既に管理サーバ側に転送され、利用状況DBに登録されており、不要となったCSV形式ログファイルを自動で削除したい場合があります。

不要なCSV形式ログファイルを自動で削除するには、削除用のバッチファイル(またはシェルスクリプト)を作成し、スケジューラ機能で動作させます。

スケジューラ機能としては、以下に示すようなOSの標準機能を使用したり、Systemwalker Operation Managerなどのようなスケジュール機能を持つ製品を導入し、使用することができます。


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