SSF/Backup Facility 運用手引書
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第3章 SSF/Backup Facilityの運用設計

3.10 カーネルパラメタの設計

SSF/Backup Facilityがクラスタ構成の場合、SSF/Backup Facilityが推奨する Solaris OS のカーネルパラメタ“shminfo_shmmax”の設定値では不足する可能性があります。この場合は、以下の手順にしたがい再設計し、設定してください。

この作業は、両ノードで行ってください。

  1. 以下の計算式をもとに、カーネルパラメタ“shminfo_shmmax”を再設計します。
  2. /etc/system ファイルの以下の内容を変更します。

    set semsys: shminfo_shmmax=再設計した値

     

  3. 設定内容を反映させるため、システムを再起動します。

    # shutdown -y -g0 -i6 <Return>

     

  • カーネルパラメタの意味、設定については、次のドキュメントを参照してください。
    • 『Solaris9 System Administrator Collection』の「Solarisのシステム管理」
    • 『PRIMECLUSTER 導入運用手引書 4.1 (Solaris(TM)オペレーティング環境版)』の「A.5 カーネルパラメタ・ワークシート」

 


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