SSF/Backup Facility 運用手引書 |
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第3章 SSF/Backup Facilityの運用設計 |
SSF/Backup Facilityでは、Softek Storage Cruiserを用いて既存のストレージシステムおよびこれから導入するストレージシステムに対して統合管理を行うことが可能です。
(ストレージシステム機器の統合管理とは機器に対する運用の束縛をするものではありません。機器を当ソフトの管理下に定義した後も、装置に対する手動設定や他ツールによる設定などは自由に可能です。)
Softek Storage Cruiserの以下の機能を使用して、ストレージシステムを管理します。
現在のストレージシステム全体の各装置の状態と装置間の物理接続状態を GUIでグラフィカルに表示し、各装置のアイコンからは詳細な画面にドリルダウンし、各装置のどの部分(例えばファイバチャネルスイッチのポート等)がどこに接続されているかなどの情報を詳細に把握することが可能です。
また、ディスクアレイ装置内部の詳細構成の管理はもとより、ディスクから物理経路、関連するサーバノードのファイルシステム、マルチパス、ミラーディスク、データベースの構成情報を自動的に取得し、これらを関連付けて一つの画面で表示します。
装置に発生した障害内容は適切に解読し、わかりやすく表示されます。さらに、関係管理画面で詳細表示することにより部品単位での原因特定が可能となります。
また、経路表示により障害部品の影響範囲も細かく表示できるので、障害からの復旧も迅速・的確に行えます。
管理対象装置の性能情報を管理/表示することが可能です。装置の性能情報を運用管理サーバに保管しますので、リアルタイムの性能情報はもちろん過去の性能情報まで参照可能です。
さらに性能情報はグラフ形式で参照できますので、簡単に装置の動作状況や負荷状況を把握することが可能です。
また、装置に“しきい値”を設定することにより、設定した“しきい値”を超えた場合、アラーム通知させることができます。ボトルネックの原因と場所を特定できますので、装置構成の改善が図られ、最適な環境での運用が可能となります。
本機能を使用する場合、サーバノード(業務サーバ)にSoftek Storage Cruiserエージェントをインストールする必要があります。また、Softek Storage Cruiserを操作するための端末には、Softek Storage Cruiserクライアントをインストールし、管理対象機器を運用管理サーバと繋がるLANに接続します。
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