SSF/Backup Facility 導入手引書 |
目次
索引
![]() ![]() |
第8章 オプション製品の追加導入 |
ここでは、Agent(含むAgent for Web Server/Agent for DB Server)の導入方法について説明します。
導入するための手順は以下のとおりです。
インストールを開始すると、以下の項目について問合せがあるので、あらかじめ決定しておいてください。
No. |
問合せ項目 |
説明 |
1 |
インストールディレクトリ |
実行モジュールなど、固定の資源をインストールするディレクトリのパスです。 |
2 |
定義ファイル格納ディレクトリ |
動作中に参照する定義ファイルを格納するディレクトリです。 |
3 |
可変ファイル格納ディレクトリ |
動作中に変更するファイルを格納するためのディレクトリのパスです。 |
4 |
しきい値超えの通知方法 |
|
5 |
Managerのアドレス |
接続するManagerのホスト名かIPアドレスです。 |
6 |
Managerとの通信方式 |
AgentからManagerに「Push」するか、Managerから「Pull」するかを選択してください。通常は、Pushを選択してください。 |
|
|
|
以下の手順で、インストールを行います。
# cd /cdrom/cdrom0/FJSVssqc/agent/packages <Return> |
インストール中、前節で説明した問い合わせが行われますので、事前決定したものを設定してください。
ここでは、インストール中の問い合せは以下のようにしています。
Default installation information is following: Program install directory : /opt Fixed configuration directory : /etc/opt Variable configuration directory : /var/opt Do you want to change the above information? (default: n)[y, n, ?, q] > n <Return> Please specify manager host name or IP address. [?, q] > 10.10.10.10 <Return> ---------------------------------------------------------------------- Current Manager Host is following: Manager Host: 10.10.10.10 Do you want to change the above environment? (default: n)[y, n, ?, q] > n <Return> ---------------------------------------------------------------------- Default data transfer method to Manager is following: Data transfer method to Manager: push Do you want to change the above environment? (default: n)[y, n, ?, q] > n <Return> ---------------------------------------------------------------------- Default alert action is following: Alert action: syslog Do you want to change the above environment? (default: n)[y, n, ?, q] > n <Return> Do you want to continue with the installation of <FJSVsqcag> [y,n] y <Return> ... <FJSVsqcag> のインストールに成功しました。 # |
# cd / <Return> # eject cdrom <Return> |
以下の手順で、sqcRPolicy、およびsqcSetPolicyを実行してください。
|
|
|
Agentをインストールした後、収集ポリシーを作成して適用することにより、情報収集が開始されます。
収集ポリシーは、ポリシー作成とポリシー適用という二つのステップで行われます。それぞれのステップは、対応するコマンドを実行することにより行われます。
|
|
|
サーバ内リソース情報の収集ポリシーは、以下の二つの情報を元にして、作成されます。
このサーバ内に、どのような管理対象となるリソース(サーバ情報/ミドルウェア情報)が存在するかを示す情報です。この情報は、以下のコマンドを実行することにより、自動検出されます。
# /opt/FJSVssqc/bin/sqcRPolicy.sh <Return> |
|
|
|
コマンドが成功すると、以下のファイルが生成されます。
/opt/FJSVssqc/control/MiddlewareConf.xml |
常時収集する性能項目が定義された情報です。このテンプレートは、インストール時に以下のファイルで提供されます。
/opt/FJSVssqc/control/template.dat |
ポリシーの作成が完了したら、sqcSetPolicyコマンドで、ポリシーを適用します。
# /opt/FJSVssqc/bin/sqcSetPolicy.sh <Return> |
# /opt/FJSVssqc/bin/sqcSetPolicy.sh -h ホスト名 <Return> |
ホスト名には、それぞれのノードを認識するために、別々の名前を付けてください。
|
|
|
常駐プロセスと、起動と停止方法について説明します。
起動・停止の操作は、以下のような場合に必要です。
以下の手順に従って、起動/停止してください。また、常駐プロセスが正しく起動しているか確認してください。
プロセス |
補足 |
|
dcmdがメインプロセスです。起動確認はこのプロセスで行ってください。 |
# /etc/rc0.d/K00ssqcdcm stop <Return> |
# /etc/rc2.d/S99ssqcdcm start <Return> |
目次
索引
![]() ![]() |