SSF/Backup Facility 導入手引書 |
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第6章 システムの動作確認 |
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導入作業で行った設定をシステムに反映させるために、システムの再起動を行います。
以下のコマンドを実行します。
# shutdown -y -g0 -i6 <Return> |
本確認は、マスターとなるSPシリーズで実施します。
SPアシスタントの起動確認では、関連機能を呼び出すための、SPアシスタントの環境が正しく設定されていることを確認します。以下の手順にしたがって確認を行ってください。この作業は、操作端末でWebブラウザを使用して行います。
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スレーブとなるSPシリーズが存在する場合は、getsldef コマンドを実行し、スレーブ情報を取得します。
# /opt/FJSVsputl/bin/getsldef <Return> |
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起動確認は、操作端末のWebブラウザで行います。操作端末でWebブラウザを起動してください。
SPアシスタントの起動は、WebブラウザからSPアシスタントのURLを指定します。URLは以下のとおり入力してください。
http://マスタSPシリーズの引継ぎIPアドレス/ |
SPアシスタントを起動するための、ユーザの認証を行うための画面が表示されます。以下のユーザ名とパスワードを入力してください。
ユーザ名: admin
パスワード: パスワード
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SPアシスタントの起動が成功し、認証が終了すると、以下の画面が表示されます。
SPアシスタントの起動が失敗した場合、以下に示す2つの原因が考えられます。それぞれ、設定作業の再確認と、必要な場合は再設定作業を行ってください。
「3.6 Webサーバの初期設定」を参照して確認を行ってください。
「5.8 SPアシスタントの環境構築」を参照して確認を行ってください。
手順6で行った、SPアシスタントに関連する設定の確認の結果、問題ないことが判明した場合は、システムの基本設定に問題があることが考えられます。以下に示す説明に戻って、設定を再確認してください。
SPアシスタントでの関連機能の呼び出し確認では、ここまでに行った設定で確認できる範囲で、呼び出し確認を行います。以下の手順にしたがって確認を行ってください。この作業は、操作端末でWebブラウザを使用して行います。
確認作業で、各機能の画面が表示されないなどの問題がある場合は、SPアシスタントの環境設定に異常があることが考えられます。「5.8 SPアシスタントの環境構築」を参照して、設定の確認と、必要であれば再設定を行ってください。
SPアシスタントのメニューよりコマンドログイン機能を呼び出し、コマンドログイン機能の画面が表示されることを確認します。
SPアシスタントの機能の選択エリアで、「コマンドログイン」の項目をクリックして選択します。コマンドログインを選択すると、SPシリーズの選択エリアの項目が選択可能となります。
SPシリーズの選択エリアで、作業を行っているSPシリーズを選択します。
「実行」ボタンを押下すると、選択したSPシリーズのコマンドログイン機能が呼び出され、以下のような画面が表示されます。
SPアシスタントのメニューよりバックアップ/リストア機能を呼び出し、AdvancedCopy Managerの初期画面が表示されることを確認します。
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SPアシスタントの機能の選択エリアで、「バックアップ/リストア」の項目をクリックして選択します。
「実行」ボタンを押下すると、Softek AdvancedCopy Managerが呼び出されます。
Webブラウザ上に表示される画面にリンクされているswstorage.policyを選択すると、Webブラウザのダウンロード用ダイアログボックスが表示されます。そこで、「ファイルに保存」または「このファイルをディスクに保存する」を選択すると以下のダイアログボックスが表示されるので、『Java Plug-inインストールフォルダ\lib\security』ディレクトリ下に、ファイルを保存してください。(認証ダイアログが表示された場合は、「キャンセル」ボタンを押下してください。)
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保存したswstorage.policyファイルを、次のように編集してください。
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・・・ # The default is to have a single system-wide policy file, # and a policy file in the user's home directory. policy.url.1=file:${java.home}/lib/security/java.policy policy.url.2=file:${user.home}/.java.policy policy.url.3=file:${java.home}/lib/security/swstorage.policy ・・・ |
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Softek AdvancedCopy Managerの初期画面が呼び出され、認証ダイアログが表示されます。
ユーザ名とパスワードを答えると、以下に示すSoftek AdvancedCopy Managerのサーバ一覧画面が表示されます。
AdvancedCopy Managerの[サーバ一覧]画面から追加するETERNUS3000/6000,GR seriesを管理するSPシリーズを選択し、右クリックして、[サーバの変更]ダイアログを開きます。ここでOKボタンを押してください。
LMF Liteを使用する場合は、LMF Liteの動作についても確認してください。(LMF Liteにテープを登録し、LMF Liteのコマンドで登録したテープを確認してください。)
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SPアシスタントのメニューよりRAID管理機能を呼び出し、RAID管理機能の画面が表示されることを確認します。
SPアシスタントの機能の選択エリアで、「RAID管理機能」の項目をクリックして選択します。
「実行」ボタンを押下すると、RAID管理機能が呼び出され、以下のような画面が表示されます。
SPアシスタントのメニューよりクラスタ管理機能を呼び出し、クラスタ管理機能の画面が表示されることを確認します。
SPアシスタントの機能の選択エリアで、「クラスタ管理」の項目をクリックして選択します。クラスタ管理を選択すると、SPシリーズの選択エリアの項目が選択可能となります。
SPシリーズの選択エリアで、作業を行っているSPシリーズを選択します。作業を行っているSPシリーズを選択すると、ノードの選択エリアの項目が選択可能となります。
ノードの選択エリアでどちらかのノードを選択します。
「実行」ボタンを押下すると、選択したSPシリーズのクラスタ管理機能が呼び出され、以下のような認証画面が表示されます。“管理者パスワードの設定”で設定したとおりのパスワードを入力してください。
認証が完了すると、以下のようなWeb-Based Admin View 画面が表示されます。
「Global Cluster Services」−「Cluster Admin」でCluster Adminを起動し、Cluster Adminの「RMS」タブをクリックしてRMSを起動します。
RMSツリーのクラスタアイコンを選択し、右クリックします。表示されるポップアップメニューから[クラスタテーブルの表示]をクリックします。
両方のノードがOnline 状態であることと、運用側ノードのuserApplicationがOnline 、待機側ノードがStand By 状態であることを確認します。
SPアシスタントのメニューよりノードメンテナンス機能を呼び出し、ノードメンテナンス機能の画面が表示されることを確認します。
SPアシスタントの機能の選択エリアで、「ノードメンテナンス」の項目をクリックして選択します。ノードメンテナンスを選択すると、SPシリーズの選択エリアの項目が選択可能となります。
SPシリーズの選択エリアで、作業を行っているSPシリーズを選択します。作業を行っているSPシリーズを選択すると、ノードの選択エリアの項目が選択可能となります。
ノードの選択エリアでどちらかのノードを選択します。
「実行」ボタンを押下すると、選択したSPシリーズのノードメンテナンス機能が呼び出され、以下のような画面が表示されます。(<Return>キーを一回押下すると、loginプロンプトが表示されます。)
問題が発生した場合は、本書の「第5章 クラスタ構成での導入」の作業内容に誤り等がないか確認してください。
作業内容に異常がない場合は、『PRIMECLUSTER 導入運用手引書』の「付録C トラブルシューティング」を参照し、正常な運用ができるよう対処を行ってください。
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