SSF/Backup Facility 導入手引書
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第5章 クラスタ構成での導入

5.13 パトロール診断の設定

  • GLSリソースをuserApplicationで使用する場合、GLSリソースで管理するネットワークインタフェースカードは、パトロール診断できません。GLSリソースをクラスタアプリケーションで使用する場合は、GLSの監視機能を使用してください。GLSの監視機能については、『PRIMECLUSTER Global Link Services 説明書(伝送路二重化機能編)』の「障害監視機能」 および 「待機パトロール機能」 を参照してください。

 

■設定手順

  • 本作業はプライマリノードのみで行います。
  • 本作業を行う前に、RMSを停止させておく必要があります。

  • パトロール診断の詳細については、『PRIMECLUSTER 導入運用手引書』の「6.7 パトロール診断の設定」を参照してください。

以下の、パトロール診断の構成を設定します。

ディスククラスで定義した物理ディスクを、パトロール診断を行うハードウェアに設定します。

# /etc/opt/FJSVcluster/bin/clspconfig -u userApp_sp5000 TARGET_DISK=mplb2048 TARGET_DISK=mplb2049 TARGET_DISK=mplb2050 <Return>

 

引継ぎネットワークで使用するネットワークインタフェースカードを、パトロール診断を行うハードウェアに設定します。

例) 引継ぎネットワークで使用するネットワークインタフェースカードがhme0の場合
# /etc/opt/FJSVcluster/bin/clspconfig -u userApp_sp5000 TARGET_LAN=hme0 <Return>

 


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