PRIMECLUSTER Global File Services 説明書 4.1 (Solaris(TM) オペレーティング環境版)
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付録E メッセージ一覧> E.1 GFS共用ファイルシステムのACのメッセージ

E.1.2 警告メッセージ

 ここでは、GFS 共用ファイルシステムの AC (カーネル) の警告メッセージについて説明します。

E.1.2.1 WARNING: sfcfs:0005: mount_point: daemon create failed

◆説明

 ファイルシステム (mount_point) のマウント時にデーモンの生成に失敗しました。

◆対処

 メモリ負荷が原因として考えられます。実メモリの増設を検討してください。

E.1.2.2 WARNING: sfcfs:0006: mount_point: too many file systems.

◆説明

 ファイルシステム (mount_point) 管理用のテーブルが枯渇しました。

◆対処

 該当ノードで必要のない GFS 共用ファイルシステムをアンマウントしてください。

E.1.2.3 WARNING: sfcfs:0070: mount_point: super block read error. dev = dnum

◆説明

 ファイルシステム (mount_point) のマウント時にデバイス番号 dnum のデバイス上にあるスーパブロックの読み出しに失敗しました。マウントが失敗します。

◆対処

 本書の“付録G.2.1 I/Oエラー発生時の対処方法”にしたがって対処してください。

E.1.2.4 WARNING: sfcfs:0074: mount_point: primary and secondary super blocks are different. dev = dnum

◆説明

 ファイルシステム (mount_point) のマウント時に、デバイス番号 dnum のデバイス上にある先頭スーパブロックと第二スーパブロックの内容に不一致を検出しました。マウントが失敗します。

◆対処

 -v オプション指定による fstyp_sfxfs(1M) で、パーティション情報を表示し、ファイルシステム構成に誤りがないことを確認してください。ファイルシステム構成に誤りがある場合は、ファイルシステムを再作成してください。正常である場合にはオプションなしの sfxadm(1M) でファイルシステム構成情報を設定し、fsck_sfxfs(1M) でファイルシステム修復を実施した後、マウント処理を再度行ってください。

E.1.2.5 WARNING: sfcfs:0075: mount_point: partition configuration read error. dev = dnum

◆説明

 ファイルシステム (mount_point) のマウント時に、デバイス番号 dnum のデバイス上にあるパーティション構成情報の読み出しに失敗しました。マウント処理が失敗します。

◆対処

 本書の“付録G.2.1 I/Oエラー発生時の対処方法”にしたがって対処してください。

E.1.2.6 WARNING: sfcfs:0078: mount_point: primary and secondary partition configuration are different. dev = dnum

◆説明

 ファイルシステム (mount_point) のマウント時に、デバイス番号 dnum のデバイス上にある先頭のパーティション構成情報と第二パーティション構成情報に不一致が見つかりました。マウントが失敗します。

◆対処

 -v オプション指定による fstyp_sfxfs(1M) で、パーティション情報を表示し、ファイルシステム構成に誤りがないことを確認してください。ファイルシステム構成に誤りがある場合は、ファイルシステムを再作成してください。正常である場合にはオプションなしの sfxadm(1M) でファイルシステム構成情報を設定し、fsck_sfxfs(1M) でファイルシステム修復を実施した後、マウント処理を再度行ってください。

E.1.2.7 WARNING: sfcfs:0080: mount_point: node information not found for node

◆説明

 ファイルシステム (mount_point) 上に、ノード (node) 用の情報が見つかりませんでした。

◆対処

 sfcnode(1M) で正しいノード情報を登録してください。

E.1.2.8 WARNING: sfcfs:0081: mount_point: super blocks differ. dev dnum to dnum

◆説明

 複数パーティション構成のファイルシステム (mount_point) でスーパブロック情報に不一致が見つかりました。マウントが失敗します。

◆対処

 -v オプション指定による fstyp_sfxfs(1M) で、パーティション情報を表示し、ファイルシステム構成に誤りがないことを確認してください。ファイルシステム構成に誤りがある場合は、ファイルシステムを再作成してください。正常である場合にはオプションなしの sfxadm(1M) でファイルシステム構成情報を設定し、fsck_sfxfs(1M) でファイルシステム修復を実施した後、マウント処理を再度行ってください。

E.1.2.9 WARNING: sfcfs:0090: mount_point : reply timeout (proc=pnum, xid=xid)

◆説明

 MDS からの通信の応答待ちがタイムアウトしました。ファイルシステム (mount_point) の操作ができなくなります。

◆対処

 メッセージが出たノードの該当ファイルシステムをアンマウントしてください。通信タイムアウトの原因を調査する必要があります。アンマウントに失敗する場合には、ノードを再起動してください。

E.1.2.10 WARNING: sfcfs:0091: mount_point : connection failed to ip=iaddr, port=pnum, err=ecode

E.1.2.11 WARNING: sfcfs:0092: mount_point : connection failed to ip=iaddr, port=pnum, err=ecode

◆説明

 IP アドレス (iaddr)、ポート番号 (pnum) への TCP/IP 接続で失敗しました。ファイルシステム (mount_point) のマウントが失敗します。

◆対処

 ネットワーク、ノード、IP アドレスの設定を確認してください。

E.1.2.12 WARNING: sfcfs:0093: mount_point: server not found

◆説明

 ファイルシステム (mount_point) のMDS のダウンリカバリ処理中に、接続すべきサーバを見つけられませんでした。ファイルシステム操作ができなくなります。

◆対処

 メッセージが出たノードの該当ファイルシステムをアンマウントしてください。ファイルシステムの管理情報が不正となっている可能性があります。sfcinfo(1M) で構成情報が妥当かどうか確認してください。

E.1.2.13 WARNING: sfcfs:0094: mount_point: server not specified

◆説明

 ファイルシステム (mount_point) のマウントシステムコールで MDS が指定されませんでした。マウントに失敗します。

◆対処

 カスタマサポート担当者にご連絡ください。

E.1.2.14 WARNING: sfcfs:0095: mount_point: protocol error (msg type mtype)

E.1.2.15 WARNING: sfcfs:0096: mount_point: protocol error (xid == 0)

E.1.2.16 WARNING: sfcfs:0097: mount_point: protocol error (not found corresponding request. list=rlen, xid=xid)

E.1.2.17 WARNING: sfcfs:0098: mount_point: protocol error (reply stat rstat)

E.1.2.18 WARNING: sfcfs:0099: mount_point: protocol error (accept stat astat)

◆説明

 ファイルシステム (mount_point) の MDS との通信で不正なメッセージを受信しました。ファイルシステム操作ができなくなります。

◆対処

 メッセージが出たノードの該当ファイルシステムをアンマウントしてください。ネットワーク、ノード、IP アドレスの設定を確認してください。

E.1.2.19 WARNING: sfcfs:0100: mount_point: no response from server

◆説明

 ファイルシステム (mount_point) のMDS からの通信がなくなりました。ファイルシステム操作ができなくなります。

◆対処

 メッセージが出たノードの該当ファイルシステムをアンマウントしてください。ネットワーク、ノード、IP アドレスの設定を確認してください。

E.1.2.20 WARNING: sfcfs:0101: mount_point: message send failed. proc=pnum, err=ecode

◆説明

 ファイルシステム (mount_point) の MDS への通信でエラーが発生しました。

◆対処

 他のエラーメッセージが出ていなければ、処理の継続が可能です。

E.1.2.21 WARNING: sfcfs:0103: mount_point: rpc daemon not exists (proc=pnum).

◆説明

 ファイルシステム (mount_point) 用の通信デーモンが存在しない状態で通信要求が出たため、通信が失敗しました。

◆対処

 処理に影響はありません。

E.1.2.22 WARNING: sfcfs:0104: mount_point: unknown request pnum

◆説明

 ファイルシステム (mount_point) が予期しない通信要求を受け取りました。

◆対処

 処理に影響はありません。

E.1.2.23 WARNING: sfcfs:0105: mount_point: rpc daemon receive failed. err = ecode

◆説明

 ファイルシステム (mount_point) の MDS との通信路での受信エラーが発生しました。ファイルシステム操作ができなくなります。

◆対処

 メッセージが出たノードの該当ファイルシステムをアンマウントしてください。ネットワーク、ノード、IP アドレスの設定を確認してください。

E.1.2.24 WARNING: sfcfs:0106: mount_point: No messages are available to be received

◆説明

 ファイルシステム (mount_point) の MDS との通信路での受信エラーが発生しました。

◆対処

 GFS 共用ファイルシステム側で自動復旧を試みます。他のエラーメッセージが出なければそのままファイルシステムの利用が可能です。

E.1.2.25 WARNING: sfcfs:0107: mount_point: request timeout (proc=pnum)

◆説明

 ファイルシステム (mount_point) の MDS との通信でエラーが発生しました。

◆対処

 GFS 共用ファイルシステム側で自動復旧を試みます。他のエラーメッセージが出なければそのままファイルシステムの利用が可能です。

E.1.2.26 WARNING: sfcfs:0108: mount_point: mount failed. (pname procedure failed) sfcfs_error = ecode

◆説明

 ファイルシステム (mount_point) の MDS との通信でエラーが発生しました。マウントに失敗します。

◆対処

 MDS 動作ノードの /var/adm/messages を確認し、本メッセージの直前に MDS が出力している警告メッセージがあれば、そのエラーメッセージの対処に従ってください。

 メッセージが出たノードの該当ファイルシステムをアンマウントしてください。ネットワーク、ノード、IP アドレスの設定を確認してください。

E.1.2.27 WARNING: sfcfs:0109: mount_point: UNMOUNT procedure failed. sfcfs_error = ecode

◆説明

 ファイルシステム (mount_point) の MDS との通信でエラーが発生しました。

◆対処

 処理に影響はありません。

E.1.2.28 WARNING: sfcfs:0110: invalid parameter length len

◆説明

 マウントシステムコールの引数の長さ (len) が不当です。マウントが失敗します。

◆対処

 カスタマサポート担当者にご連絡ください。

E.1.2.29 WARNING: sfcfs:0111: mount_point: invalid recover

◆説明

 ファイルシステム (mount_point) の MDS ダウンリカバリ用のシステムコールの引数が不当です。ファイルシステムの操作ができなくなります。

◆対処

 該当ファイルシステムをアンマウントし、再度ファイルシステムをマウントしてください。

E.1.2.30 WARNING: sfcfs:0112: mount_point: recover failed for secondary. (error in rpcd ecode)

◆説明

 ファイルシステム (mount_point) の MDS ダウンリカバリ用のシステムコールでエラーが発生しました。

◆対処

 セカンダリ MDS のリカバリ処理での失敗であり、ファイルシステム操作には問題ありません。そのままファイルシステムの利用が可能です。

E.1.2.31 WARNING: sfcfs:0113: mount_point: recover failed for primary. (error in rpcd ecode)

◆説明

 ファイルシステム (mount_point) の MDS ダウンリカバリ用のシステムコールでエラーが発生しました。

◆対処

 プライマリ MDS のリカバリ処理で失敗しました。GFS 共用ファイルシステムは自動復旧を試みます。他のエラーが発生しなければそのまま利用できます。

E.1.2.32 WARNING: sfcfs:0114: mount_point: recover failed. (nprocs = nprocs)

E.1.2.33 WARNING: sfcfs:0115: mount_point: recover failed. (MOUNT procedure) err=ecode

◆説明

 ファイルシステム (mount_point) の MDS ダウンリカバリ用のシステムコールでエラーが発生しました。

◆対処

 GFS 共用ファイルシステム側で自動復旧を試みます。他のエラーメッセージが出なければそのままファイルシステムの利用が可能です。

E.1.2.34 WARNING: sfcfs:0116: mount_point: recover failed. (invalid MOUNT response, sfi_file: file_handle, mt_file: file_handle)

E.1.2.35 WARNING: sfcfs:0117: mount_point: recover failed. (invalid MOUNT response, sfi_blksize = blksize, mt_blksize = blksize)

E.1.2.36 WARNING: sfcfs:0118: mount_point: recover failed. (invalid MOUNT response, sfi_tsize = tsize, mt_tsize = tsize)

E.1.2.37 WARNING: sfcfs:0119: mount_point: recover failed. (invalid MOUNT response, sfi_flags = flags, mt_flags = flags)

E.1.2.38 WARNING: sfcfs:0120: mount_point: recover failed. (invalid MOUNT response, sfi_extpower = extpower, mt_extpower = extpower)

E.1.2.39 WARNING: sfcfs:0121: mount_point: recover failed. (invalid MOUNT response, sfi_extlevel = extlevel, mt_extlevel = extlevel)

E.1.2.40 WARNING: sfcfs:0122: mount_point: recover failed. (invalid MOUNT response, sfi_volinfo_len = len, mt_volinfo_len = len)

E.1.2.41 WARNING: sfcfs:0123: mount_point: recover failed. (invalid MOUNT response, volinfo[volid] mismatch)

E.1.2.42 WARNING: sfcfs:0124: mount_point: recover failed. (BARSYNC(flags) time-out)

E.1.2.43 WARNING: sfcfs:0125: mount_point: recover failed. (bs_cmnd(flags) != expected_flags)

E.1.2.44 WARNING: sfcfs:0126: mount_point: recover failed. (resend error ecode)

E.1.2.45 WARNING: sfcfs:0127: mount_point: recover failed. (resend timeout, rest=nprocs)

E.1.2.46 WARNING: sfcfs:0128: mount_point: recover failed. (resend error ecode)

E.1.2.47 WARNING: sfcfs:0129: mount_point: recover failed. (UMOUNT procedure) err= ecode

E.1.2.48 WARNING: sfcfs:0130: mount_point: recover failed. (RECOVER procedure) ino=inum, err=ecode

E.1.2.49 WARNING: sfcfs:0131: mount_point: recover failed. (RECOVER procedure) ino=inum, sfcfs_err=ecode

E.1.2.50 WARNING: sfcfs:0132: mount_point: recover failed. (resend error ecode)

E.1.2.51 WARNING: sfcfs:0133: mount_point: recover failed. (resend timeout, rest=nprocs)

E.1.2.52 WARNING: sfcfs:0134: mount_point: recover failed. (BARSYNC(flags) procedure) err= ecode

E.1.2.53 WARNING: sfcfs:0135: mount_point: recover failed. (FSCTL(flags) procedure) err= ecode

◆説明

 ファイルシステム (mount_point) の MDS ダウンリカバリ用のシステムコールでエラーが発生しました。ノードからのファイルシステム (mount_point) が利用できなくなります。

◆対処

 該当ファイルシステムをアンマウントし、ファイルシステム構成/ネットワーク、ノード、IP アドレスの設定を確認してください。

E.1.2.54 WARNING: sfcfs:0136: mount_point: recover failed. drvname is not found. (major = 0xnum)

◆説明

 ファイルシステム (mount_point) に関するリカバリ処理で矛盾が検出されました。自動修復し処理を継続します。

◆対処

 特に対処は必要ありません。

E.1.2.55 WARNING: sfcfs:0139: mount_point: volinfo is different. (invalid VOLINFO, volinfo[num] mismatch)

E.1.2.56 WARNING: sfcfs:0139: mount_point: volinfo is different. (invalid VOLINFO, sfi_volinfo_len = num, vi_volinfo_len = num))

E.1.2.57 WARNING: sfcfs:0139: mount_point: volinfo is different. (invalid VOLINFO, volid = num, sfi_volinfo_val[num].vli_volid = num)

◆説明

 制御表 volinfo の不一致を検出しました。処理続行不可能なエラーが検出されたため、ファイルシステム (mount_point) を閉塞します。

◆対処

 該当ファイルシステムを全ノードでアンマウントし、ファイルシステム構成/ネットワーク、ノード、IP アドレスの設定を確認してください。

E.1.2.58 WARNING: sfcfs:0140: mount_point: cannot access: too many I/O errors. dev = dnum

◆説明

 デバイス番号 dnum のデバイス上にあるスーパブロックへの読み込みエラーによりファイルシステム (mount_point) が閉塞しました。以後、このファイルシステムへのアクセスはエラー復帰となります。

◆対処

 本書の“付録G.2.1 I/Oエラー発生時の対処方法”にしたがって対処してください。

E.1.2.59 WARNING: sfcfs:0200: mount_point: daemon create failed

E.1.2.60 WARNING: sfcfs:0201: mount_point: daemon create failed

◆説明

 ファイルシステム (mount_point) のマウント時にデーモンの生成に失敗しました。

◆対処

 メモリ負荷が原因として考えられます。実メモリの増設を検討してください。

E.1.2.61 WARNING: sfcfs:0204: mount_point: I=inum mds down rreload garbage collect

E.1.2.62 WARNING: sfcfs:0205: mount_point: I=inum mds down rarchive garbage collect

◆説明

 ファイルシステム (mount_point) のファイル (inum) に対する MDS への通信でエラーが発生しました。

◆対処

 他のエラーメッセージが出ていなければ、処理の継続が可能です。

E.1.2.63 WARNING: sfcfs:0221: mount_point: recover failed. sfcfs_hsm_recover error=ecode

◆説明

 ファイルシステム (mount_point) の MDS ダウンリカバリ用のシステムコールでエラーが発生しました。該当ノードからのファイルシステム (mount_point) が利用できなくなります。

◆対処

 該当ファイルシステムをアンマウントし、ファイルシステム構成/ネットワーク、ノード、IP アドレスの設定を確認してください。

E.1.2.64 WARNING: sfcfs:0250: mount_point: mpathd daemon create failed

◆説明

 ファイルシステム (mount_point) の複数ホストを制御するデーモンの起動に失敗しました。マウントが失敗します。

◆対処

 メモリ負荷が原因として考えられます。実メモリの増設を検討してください。

E.1.2.65 WARNING: sfcfs:0252: address family not specified

◆説明

 不正なネットワーク情報が指定されました。マウントが失敗します。

◆対処

 ネットワークの設定を確認してください。

E.1.2.66 WARNING: sfcfs:0253: address family (0xnum) not supported

◆説明

 指定されたネットワークのアドレスファミリーはサポートしていません。マウントが失敗します。

◆対処

 使用可能なネットワークアドレスファミリーを使用するように、ネットワークの設定を変更してください。

E.1.2.67 WARNING: sfcfs:0254: unknown address family (0xnum)

◆説明

 指定されたネットワークのアドレスファミリーはサポートしていません。マウントが失敗します。

◆対処

 使用可能なネットワークアドレスファミリーを使用するように、ネットワークの設定を変更してください。

E.1.2.68 WARNING: sfcfs:0255: server address check failed

◆説明

 自ノードの TCP/IP の設定情報の採取に失敗しました。マウントが失敗します。

◆対処

 該当ファイルシステムを再度マウントしてください。

E.1.2.69 WARNING: sfcfs:0256: mount_point: no mpath heartbeat response from server MDS=(addr=hostname, port=num)

◆説明

 ファイルシステム (mount_point) のホスト名 (hostname) 上の MDS に対してのハートビートの応答がなくなりました。

◆対処

 メッセージが出たノードで該当ファイルシステムが継続使用できているか確認してください。継続使用できていない場合には、ネットワーク接続、メタデータサーバの状態を確認し、修復後、メッセージが出たノードの該当ファイルシステムを再度マウントしてください。

E.1.2.70 WARNING: sfcfs:0259: mount_point: mpath connection wasn't established MDS=(addr=hostname, port=pnum), error=error

◆説明

 ファイルシステム (mount_point) のホスト名 (hostname) 上の MDS に対しての再接続に失敗しました。

◆対処

 メッセージが出たノードで該当ファイルシステムが継続使用できているか確認してください。継続使用できていない場合には、ネットワーク接続、メタデータサーバの状態を確認し、修復後、メッセージが出たノードの該当ファイルシステムを再度マウントしてください。

E.1.2.71 WARNING: sfcfs:0260: mount_point: mpath connect was failed MDS=(addr=hostname, port=pnum), error=error

◆説明

 ファイルシステム (mount_point) のホスト名 (hostname) 上の MDS に対しての接続に失敗しました。

◆対処

 ネットワーク接続、メタデータサーバの状態を確認し、修復後、メッセージが出たノードの該当ファイルシステムを再度マウントしてください。

E.1.2.72 WARNING: sfcfs:0261: mount_point: mpath connection was broken MDS=(addr=hostname, port=pnum), error=error

◆説明

 ファイルシステム (mount_point) のホスト名 (hostname) 上の MDS に対してのハートビートの応答がなくなりました。

◆対処

 メッセージが出たノードで該当ファイルシステムが継続使用できているか確認してください。継続使用できていない場合には、ネットワーク接続、メタデータサーバの状態を確認し、修復後、メッセージが出たノードの該当ファイルシステムを再度マウントしてください。

E.1.2.73 WARNING: sfcfs:0262: mount_point: bad mpath seqno ac(num1) mds(num2)

◆説明

 ファイルシステム (mount_point) のMDS、AC 間のシーケンス番号管理の不整合が発生しています。

◆対処

 メッセージが出たノードで該当ファイルシステムが継続使用できているか確認してください。継続使用できていない場合には、ネットワーク接続、メタデータサーバの状態を確認し、修復後、メッセージが出たノードの該当ファイルシステムを再度マウントしてください。

E.1.2.74 WARNING: sfcfs:0263: invalid version number version

◆説明

 マウントシステムコールの引数で指定されたバージョン情報が不正です。ファイルシステム管理コマンドと AC のバージョンの不一致が発生しています。マウントが失敗します。

◆対処

 全ノードでパッケージおよびパッチが正しく適用されているか確認してください。

E.1.2.75 WARNING: sfcfs:0264: mount_point: switchover failed. error=ecode

◆説明

 ファイルシステム (mount_point) の複数 LAN におけるホスト切り替えに失敗しました。

◆対処

 メッセージが出たノードで該当ファイルシステムが継続使用できているか確認してください。継続使用できていない場合には、ネットワーク接続、メタデータサーバの状態を確認し、修復後、メッセージが出たノードの該当ファイルシステムを再度マウントしてください。


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