PRIMECLUSTER 導入運用手引書 4.1 (Solaris(TM) オペレーティングシステム版)
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第4部 システム構成変更編> 第9章 運用構成追加> 9.1 ノード増設

9.1.7 RMSの設定

既存ノードで動作していたuserApplicationに、新規ノードをSysNodeとして登録する場合の手順について説明します。

◆操作手順

  1. リソース毎の設定

    既存のuserApplicationに含まれるリソースに応じて以下の作業を実施してください。

  2. userApplicationの削除

    userApplication Configuration Wizardを使用して既存のuserApplicationを削除します。この際、"userApplicationのみを削除"を選択してください。

    詳細については、"クラスタアプリケーションの構成変更"を参照してください。

  3. 引継ぎネットワーク、プロセス監視リソースの再作成

    引継ぎネットワークリソース、プロセス監視リソースがクラスタシステムに登録されている場合は、それらのリソースを一旦削除したあと、再度作成します。

    リソースの削除については、"リソースの削除"、引継ぎネットワークの作成については、"引継ぎネットワークリソースの作成"、プロセス監視リソースの作成については、"プロセス監視リソースの作成"を参照してください。

  4. userApplicationの再作成

    手順2. で削除したuserApplicationを、その作成時と同様の手順で再作成します。ただし、SysNodeの選択の際には新規ノードも登録します。詳細は、"クラスタアプリケーションの作成"してください。

  5. 既存クラスタノードの/opt/SMAW/SMAWRrms/bin/hvenv.localを、増設したノードの/opt/SMAW/SMAWRrms/bin/にコピーしてください。
  6. 各ノードにおいて、/opt/SMAW/SMAWRrms/bin/hvenv.localをvi等のエディタで編集し、以下の設定を削除してください。
    export HV_RCSTART=0

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