PRIMECLUSTER 導入運用手引書 4.1 (Solaris(TM) オペレーティングシステム版) |
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第4部 システム構成変更編 | > 第8章 運用構成変更 |
PRIMECLUSTERシステムを導入した後に、業務LANおよび管理LANのIPアドレスが変更となった場合のIPアドレスを変更する方法について説明します。なお、IPアドレスを変更する際は、ホスト名の変更は行わないでください。
# hvshut -a
# sdtool -e
# /etc/opt/FJSVcluster/bin/clrccusetup -l
例) 以下の例の場合、変更が必要です。
# /etc/opt/FJSVcluster/bin/clrccusetup -l device-name cluster-host-name IP-address host-name user-name ---------------------------------------------------------------------------- xscf narcissus 10.10.10.11 - user01 xscf sweetpea 10.10.10.12 - user02
# /etc/opt/FJSVcluster/bin/clrccusetup -m -i IP-address
例) 以下は、リモートコンソール接続装置またはXSCFのIPアドレスを 10.10.10.21に変更する例です。
# /etc/opt/FJSVcluster/bin/clrccusetup -m -i 10.10.10.21
# /usr/sbin/shutdown -y -g0 -i0
:
ok> boot -s
# /usr/sbin/mountall -l
詳細は"PRIMECLUSTER Web-Based Admin View 操作手引書"の"7.1 ネットワークアドレスの変更"、"7.3 管理サーバの変更"、および"7.5 管理サーバにおけるネットワークの分離"を参照してください。
# vi /opt/SMAW/SMAWRrms/bin/hvenv.local <Return>
export HV_RCSTART=0
# /usr/sbin/shutdown -y -g0 -i6
特定には、クラスタノードの1つのノードにおいて、clgettree(1)コマンドを使用します。引継ぎIPアドレスのリソースは、IPアドレスのリソースクラス名のリソースです。
例) 以下の例の場合、リソースのリソースIDが56と57のリソースが、引継ぎIPアドレスのリソースです。
# /etc/opt/FJSVcluster/bin/clgettree Cluster 1 cluster Domain 2 RC2 Shared 7 SHD_RC2 SHD_Host 58 config_Ipaddress0_ip1 UNKNOWN IP_Address 56 hme0:1 UNKNOWN narcissus IP_Address 57 hme0:1 UNKNOWN sweetpea Node 3 narcissus ON Ethernet 21 hme0 UNKNOWN IP_Address 56 hme0:1 UNKNOWN Application 31 proc1 UNKNOWN DISK 19 c0t0d0 UNKNOWN Node 5 sweetpea ON Ethernet 22 hme0 UNKNOWN IP_Address 57 hme0:1 UNKNOWN Application 32 proc1 UNKNOWN DISK 20 c0t0d0 UNKNOWN
特定には、クラスタノードの1つでclgettree(1)コマンドを使用します。
引継ぎIPアドレスの共用リソースは、SHD_Hostのリソースクラス名のリソースです。
例) 手順1.の例の場合、リソースのリソースIDが58のリソースが、引継ぎIPアドレスの共用リソースです。
変更には、clsetrsc(1M)コマンドを使用します。引継ぎIPアドレスは、手順2.で特定した引継ぎIPアドレスの共用リソースの属性に定義されています。
各クラスタノードにおいて、以下の形式でclsetrsc(1M)コマンドを実行し、引継ぎIPアドレスを変更します。
# /etc/opt/FJSVcluster/sys/clsetrsc -A ip_addr=変更後のIPアドレス IPアドレスの共用リソースのリソースID
例) 引継ぎIPアドレスの共用リソース(リソースのリソースID=58)の引継ぎIPアドレスを 10.10.10.10 に変更する場合
# /etc/opt/FJSVcluster/sys/clsetrsc -A ip_addr=10.10.10.10 58
確認には、clgetrsc(1)コマンドを使用します。
以下の形式でクラスタノードの1つでclgetrsc(1)コマンドを実行し、引継ぎIPアドレスが変更されたことを確認します。
# /etc/opt/FJSVcluster/sys/clgetrsc -a ip_addr IPアドレスの共用リソースのリソースID
例) 引継ぎIPアドレスの共用リソース(リソースのリソースID=58)の引継ぎIPアドレスを 10.10.10.10 に変更した場合
# /etc/opt/FJSVcluster/sys/clgetrsc -a ip_addr 58
ip_addr 10.10.10.10
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