Web-Based Admin View 操作手引書 V20
目次 索引 前ページ次ページ

第4部 Web-Based Admin Viewの設定の変更について > 第6章 設定の変更 > 6.4 セカンダリ管理サーバの運用変更

6.4.1 コマンドで設定する方法

以下の設定を行ってください。

◆操作手順

  1. Web-Based Admin Viewを停止します。

    セカンダリ管理サーバの候補になる監視ノード上で、以下のコマンドを実行します。

    # /etc/opt/FJSVwvbs/etc/bin/wvCntl stop

    このコマンドは、セカンダリ管理サーバの候補になる全てのノード上で行ってください。

  2. セカンダリ管理サーバの候補とする監視ノードを決定します。

    セカンダリ管理サーバの候補とする監視ノード上で以下のコマンドを実行します。

    # /etc/opt/FJSVwvbs/etc/bin/wvSetparam server-election on

    このコマンドは、セカンダリ管理サーバの候補になる全ての監視ノード上で行ってください。

  3. Web-Based Admin Viewを起動します。

    セカンダリ管理サーバの候補とする監視ノード上で以下のコマンドを実行します。

    # /etc/opt/FJSVwvbs/etc/bin/wvCntl start

    このコマンドは、セカンダリ管理サーバの候補になる全てのノード上で行ってください。

  4. グループアドレスを設定します。

    プライマリ管理サーバ上で以下のコマンドを実行してグループアドレスを設定してください。

    # /etc/opt/FJSVwvbs/etc/bin/wvSetparam group-addr <グループアドレス>

  5. セカンダリ管理サーバを動的に決定するモードに設定します。

    同じく、プライマリ管理サーバ上で以下のコマンドを実行してください。

    # /etc/opt/FJSVwvbs/etc/bin/wvSetparam server-ha on

  6. 設定を反映します。

    プライマリ管理サーバのWeb-Based Admin Viewを再起動してください。

    image

    Web-Based Admin Viewの再起動方法については、"Web-Based Admin Viewを再起動する"参照してください。

image

たとえば、グループアドレスにマルチキャストアドレスを設定する場合、プライマリ管理サーバのIP アドレスが"10.20.30.40"なら、"10" を "231" に変更して、"231.20.30.40"となります。
なお、グループアドレスについての情報は、"RFC1700"を参照してください。

目次 索引 前ページ次ページ

All Rights Reserved, Copyright (C) 富士通株式会社 2005