Dynamic Reconfigurationユーザーズガイド I/Oデバイス編 |
目次
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ここでは、Solaris 9 OE以降のシステムにおいて、PCIカードを冗長化せずに追加する場合の手順の流れを示します。
既存のシステムボードにPCIカードを増設する場合は、増設対象のシステムボードを決定後、3.1.1の手順2.〜3.または3.1.2の手順2.に従って、システムボードを切り離す必要があります。
システムボードも合わせて新規に増設する場合は、本手順は不要です。
以下の手順により、PCIカードを増設します。
なお、下記環境設定のファイバチャネルカードを増設する場合には、増設部品のWWPN(World Wide Port Name:全16桁の数字)が必要となります。
ただし、Systemwalker/StorageMGRのSAN管理機能、Softek SANView for ETERNUS(for Vixelは除く)、SP5000 SRM Facilityの何れかを使用している場合は、WWPNを自動的に確保するため、2.a.の作業に移ります。
増設するカードのWWPNは、カード前面板にシールで張られている8桁の数字から導き出します。
この8桁の数字は、WWPNの下位8桁を16進数で表現しています。上位8桁の数字は、固定の16進数で10000000になります。
例えば、前面板上に記載された8桁の数字(0e244061)が下記の場合に、増設するカードのWWPNは100000000e244061になります。
0e24 4061 |
# /opt/FJSVhwr/sbin/drcstat -device > /tmp/drcstat.pre <Return> |
drc(1M)コマンドにより、増設したPCIカードを搭載したシステムボードを組み込み、システムボードの状態が"Configured"になったことを確認します。
1.の手順でシステムボードの切離しを行った場合には、3.1.1の手順6.または3.1.2の手順4.c.に従って、停止させた上位製品の再起動やマルチパスの状態確認を行います。
# /opt/FJSVhwr/sbin/drc -connect sb00 <Return> # /opt/FJSVhwr/sbin/drcstat -board sb00 SB BN Status (Detail) PID Next_PID Board_Type CPU(MHz) -- -- --------------- --- -------- ---------- -------- 00 0 Configured 00 00 10 300 |
増設したPCIカードに、追加対象のI/Oデバイスを接続します。
ファイバチャネルスイッチSN200 seriesの構成において、ゾーニング機能を使用している場合には、追加した装置に対するゾーニング設定を行う必要があります。
【Systemwalker/StorageMGRのSAN管理機能、Softek SANView for ETERNUS(for Vixelは除く)、SP5000 SRM Facilityの何れかを使用している場合】
SN200 seriesのゾーニング情報の変更、ディスクアレイ装置ETERNUS3000/ETERNUS6000/GR700/800 seriesのホストゾーニング(Host Affinity)設定の変更、fjpfca.conf, sd.confの変更は、SAN管理画面から『アクセスパスの設定』を実行することで自動的に行われます。
詳細は、各製品の使用手引書もしくはユーザーズガイドを参照してください。
なお、この機能を実行する場合には、次の手順5.a.1)および5.a.2)[fcp-bind-target以外の設定]を事前に実施しておく必要があります。
また、この機能実行後には、5.a.3)から処理を進めてください。
【上記製品のSAN管理機能を使用していない場合】
SN200 seriesの設定変更を個別に行う必要があります。詳細は、"SN200 seriesゾーニングユーザガイド"および"ETERNUSmgrユーザガイド/GRmgrユーザガイド"を参照してください。
注意
SN200 seriesにおいてゾーニング設定の変更を行った場合、実行中の他の装置へのI/Oがゾーニング変更の影響を受け、一時的なエラーが発生することがあります。
ディスクアレイ装置などに対するI/Oは、リトライ処理により正常に復旧しますが、ファイバチャネルテープ装置では、バックアップ処理等がエラー終了することがあります。ゾーニングの変更処理は、バックアップを停止してから実施してください。
以下の操作により、ドライバの設定を追加します。
ファイル関連ドライバでは、PCIカードドライバとデバイスドライバの設定を追加する必要があります。
【SCSIドライバ(Solaris OE:glm, FUJITSU PCI SCSI Adapter Driver)の場合】
【Fibre Channelドライバ(FUJITSU PCI Fibre Channel)の場合】
1) drcstat(1M)コマンドの実行結果を保存後、2.a.の採取情報との差分をとり、追加したPCIカードに対するfjpfcaドライバのインスタンス番号を求めます。
下記例では、fjpfca1(インスタンス番号:1)が追加されたと判断できます。
インスタンス番号とスロット位置の対応関係が必要な場合は、fc_admコマンドにより増設したPCIカードのLEDを点滅させることで特定できます。
また、追加したカードのWWPNとインスタンス番号の対応については、"fc_info -a"コマンドで確認することができます。
# /opt/FJSVhwr/sbin/drcstat -device > /tmp/drcstat.pfca <Return>
# diff /tmp/drcstat.pre /tmp/drcstat.pfca | grep fjpfca <Return>
:
> 00-PCI#0B "/pci@80,4000/fibre-channel@1" 1 "fjpfca"
# /usr/sbin/FJSVpfca/fc_adm -l fjpfca1 <Return>
2) /kernel/drv/fjpfca.confファイルを編集し、5.a.1)で求めたインスタンス番号に対して、以下のプロパティ定義を追加します。port (トポロジー種別、リンクスピード)
Fabric接続のPCIカード増設時に定義します。
FC-AL接続では、本定義は不要です。fcp-bind-target (target IDとWWNの結びつけ)
Fabric接続のディスクアレイ装置を増設した場合に定義します。
FC-AL接続では、本定義は不要です。max-throttle (最大SCSIコマンド発行数)
SCSIコマンドの同時発行数を制限するための定義です。
本定義の必要性や設定値は、ディスクアレイ装置の仕様に依存するため、各ディスクアレイ装置の取扱説明書を参照してください。
以下は、fjpfca1(インスタンス番号:1)のPCIカードと、target=3のディスクアレイ装置に関する定義を追加した場合の例です。
# vi /kernel/drv/fjpfca.conf <Return>
:
port=
"fjpfca0:nport",
"fjpfca1:nport:sp1"; ← 追加
fcp-bind-target=
"fjpfca0t0:0x50000e1000002501",
"fjpfca1t3:0x50000e1000002ab0"; ← 追加
max-throttle=
"fjpfca0t0:128",
"fjpfca1t3:240"; ← 追加
:
3) fjpfcaドライバに増設部分の組込みを指示するため、以下のコマンドを実行します。
# /usr/sbin/FJSVpfca/fc_config -v <Return>
I/Oデバイス種別ごとの下記手順により、デバイスドライバの設定追加を行います。
【ディスク/テープ装置(Solaris OE:sd/st)の場合】
ここでは、target=2,lun=0のディスク装置を4.の手順で増設した場合を例に説明します。
テープ装置の場合には、下記手順内の"sd"を"st"に読み替えて、同様な処理を行ってください。
1) /kernel/drv/sd.confを参照し、target=2,lun=0の定義が行われていることを確認します。
この定義が存在しない場合には、定義を追加し、コメントによって無効化されている場合には、コメントをはずします。
- ディスク装置の場合
# vi /kernel/drv/sd.conf <Return>
:
name="sd" class="scsi"
target=0 lun=0;
:
name="sd" class="scsi" ↑ 定義が行われていない場合は、
target=2 lun=0; ↓ 追加するか、またはコメントをはずします。
:
- テープ装置の場合
# vi /kernel/drv/st.conf <Return>
:
name="st" class="scsi"
target=0 lun=0;
:
name="st" class="scsi" ↑ 定義が行われていない場合は、
target=5 lun=0; ↓ 追加するか、またはコメントをはずします。
:
2) sdドライバに増設したディスク装置の組込みを指示するため、以下のコマンドを実行します。コマンド実行時には、下記メッセージが出力されますが、動作には問題ありません。
また、テープ装置を追加した場合に、現在使用中の既存のテープ装置が存在すると、同様なメッセージが出力されますが、動作には問題ありません。
- ディスク装置の場合
# update_drv -f sd <Return>
Cannot unload module: sd
Will be unloaded upon reboot.
Forcing update of sd.conf.
- テープ装置の場合
# update_drv -f st <Return>
3) drcstat(1M)コマンドの実行結果を保存後、2.a.の採取情報との差分をとることによって、追加したディスク装置の物理パス名を求め、これに対応する/dev/dsk配下の論理パス名を求めます。
下記例では、"c2t2d0"が追加したディスク装置の論理パス名と判断できます。
# /opt/FJSVhwr/sbin/drcstat -device > /tmp/drcstat.post <Return>
- ディスク装置の場合
# diff /tmp/drcstat.pre /tmp/drcstat.post | grep sd <Return>
:
> 00-PCI#0B "/pci@80,4000/scsi@2/sd@2,0" 10 "sd"
# ls -l /dev/dsk | grep /pci@80,4000/scsi@2/sd@2,0 <Return>
lrwxrwxrwx 1 root root 41 Sep 20 22:53 c2t2d0s0
-> ../../devices/pci@80,4000/scsi@2/sd@2,0:a
lrwxrwxrwx 1 root root 41 Sep 20 22:53 c2t2d0s1
-> ../../devices/pci@80,4000/scsi@2/sd@2,0:b
lrwxrwxrwx 1 root root 41 Sep 20 22:53 c2t2d0s2
-> ../../devices/pci@80,4000/scsi@2/sd@2,0:c
lrwxrwxrwx 1 root root 41 Sep 20 22:53 c2t2d0s3
-> ../../devices/pci@80,4000/scsi@2/sd@2,0:d
lrwxrwxrwx 1 root root 41 Sep 20 22:53 c2t2d0s4
-> ../../devices/pci@80,4000/scsi@2/sd@2,0:e
lrwxrwxrwx 1 root root 41 Sep 20 22:53 c2t2d0s5
-> ../../devices/pci@80,4000/scsi@2/sd@2,0:f
lrwxrwxrwx 1 root root 41 Sep 20 22:53 c2t2d0s6
-> ../../devices/pci@80,4000/scsi@2/sd@2,0:g
lrwxrwxrwx 1 root root 41 Sep 20 22:53 c2t2d0s7
-> ../../devices/pci@80,4000/scsi@2/sd@2,0:h
- テープ装置の場合
# diff /tmp/drcstat.pre /tmp/drcstat.post | grep st <Return>
:
> 00-PCI#0B "/pci@80,4000/scsi@2/st@5,0" 1 "st"
# ls -l /dev/rmt | grep /pci@80,4000/scsi@2/st@5,0 <Return>
lrwxrwxrwx 1 root root 41 Sep 20 22:53 1
-> ../../devices/pci@80,4000/scsi@2/st@5,0:
lrwxrwxrwx 1 root root 41 Sep 20 22:53 1b
-> ../../devices/pci@80,4000/scsi@2/st@5,0:b
lrwxrwxrwx 1 root root 41 Sep 20 22:53 1bn
-> ../../devices/pci@80,4000/scsi@2/st@5,0:bn
lrwxrwxrwx 1 root root 41 Sep 20 22:53 1c
-> ../../devices/pci@80,4000/scsi@2/st@5,0:c
lrwxrwxrwx 1 root root 41 Sep 20 22:53 1cb
-> ../../devices/pci@80,4000/scsi@2/st@5,0:cb
lrwxrwxrwx 1 root root 41 Sep 20 22:53 1cbn
-> ../../devices/pci@80,4000/scsi@2/st@5,0:cbn
lrwxrwxrwx 1 root root 41 Sep 20 22:53 1cn
-> ../../devices/pci@80,4000/scsi@2/st@5,0:cn
lrwxrwxrwx 1 root root 41 Sep 20 22:53 1h
-> ../../devices/pci@80,4000/scsi@2/st@5,0:h
lrwxrwxrwx 1 root root 41 Sep 20 22:53 1hb
-> ../../devices/pci@80,4000/scsi@2/st@5,0:hb
lrwxrwxrwx 1 root root 41 Sep 20 22:53 1hbn
-> ../../devices/pci@80,4000/scsi@2/st@5,0:hbn
lrwxrwxrwx 1 root root 41 Sep 20 22:53 1hn
-> ../../devices/pci@80,4000/scsi@2/st@5,0:hn
4) ディスク装置の場合には、format(1M)コマンドを起動し、5.b.3)で求めた増設ディスクの論理パス名に対して、ラベル付けやパーティション(スライス)情報の設定処理を行います。
テープ装置の場合には、本手順は不要です。
【ディスクアレイ装置(ハードディスクドライバ:hddv)の場合】
ここでは、4.の手順でtarget=3,lun=0〜2のディスクアレイ装置を増設した場合を例に説明します。
ディスクアレイ装置の活性増設を初めて実施した場合は、5.b.1)の手順から作業を開始します。/usr/sbin/hddvadmdrが存在し、以前に活性増設を実施したことがある場合は、5.b.5)の手順から作業を開始してください。
1) /kernel/drv/hddv.confの存在有無を確認します。
存在しない場合は、ハードディスクドライバの新規インストール時と判断できるため5.b.3)の手順に、存在する場合は、非活性増設手順での設定運用時と判断できるため5.b.2)の手順に移ります。
- 存在しない場合(新規インストール時) [→ 5.b.3)の手順へ]
# ls /kernel/drv/hddv.conf <Return>
/kernel/drv/hddv.conf: No such file or directory
- 存在する場合(非活性増設手順での設定運用時) [→ 5.b.2)の手順へ]
# ls /kernel/drv/hddv.conf <Return>
/kernel/drv/hddv.conf
2) 非活性増設手順での設定運用時には、以下のコマンドを実行し、/kernel/drv/hddv.confが削除されたことを確認します。
# hddvadm -i <Return>
# ls /kernel/drv/hddv.conf <Return>
/kernel/drv/hddv.conf: No such file or directory
3) 以下のコマンド実行により、活性増設機能用のhddv.confファイルを作成します。
"非活性増設手順での設定運用時"のメッセージ例は、現在使用中のtarget=1(lun=0)のディスクアレイ装置GR720がsd/hddvドライバに二重登録されていることを意味します。
- 新規インストール時 [→ 5.b.5)の手順へ]
# hddvadm -M <Return>
- 非活性増設手順での設定運用時 [→ 5.b.4)の手順へ]
# hddvadm -M <Return>
already ID= 1 exists. /devices/pci@1d,2000/fibre-channel@1/sd@1,0:a,raw : GR720
4) 活性増設を実施する場合には、sd.confとhddv.confに同一のtarget番号を登録できないため、双方の定義が重複する場合には、sd.confの重複定義部分を削除またはコメントアウトします。
以下は、target=1が重複した場合の例です。
# vi /kernel/drv/sd.conf <Return>
:
name="sd" class="scsi"
target=0 lun=0;
:
#name="sd" class="scsi" ↑
target=1 lun=0;
#name="sd" class="scsi" sd/hddvの重複定義部分を
target=1 lun=1; 削除またはコメントアウトします。
#name="sd" class="scsi"
target=1 lun=2; ↓
:ただし、システムディスクやCD-ROM等のsdドライバですでに使用中のtarget番号は削除できません。
このような場合は、hddv.confとディスクアレイ装置のtarget番号を、sd.confと重複しない番号に変更してください。
5) hddvadm -M コマンドで自動生成された/kernel/drv/hddv.confファイルを編集し、活性増設したLUN定義と、非活性増設手順設定で現在使用中のLUN定義に該当する部分のコメントをはずします。
以前に活性増設を実施したことがあり、今回追加したLUN定義がすでに存在する場合は、編集の必要はありません。
以下の例では、活性増設対象のtarget=3,lun=0〜2と、非活性増設手順設定で使用中のディスクアレイ装置GR720(target=1)を登録しています。
# ls /kernel/drv/hddv.conf <Return>
/kernel/drv/hddv.conf
# vi /kernel/drv/hddv.conf <Return>
:
#name="hddv" class="scsi" target=0 lun=0;
:
#name="hddv" class="scsi" target=0 lun=7;
:
name="hddv" class="scsi" target=1 lun=0; ↑
name="hddv" class="scsi" target=1 lun=1; 使用中LUNのコメントをはずします。
name="hddv" class="scsi" target=1 lun=2; ↓
:
name="hddv" class="scsi" target=3 lun=0; ↑
name="hddv" class="scsi" target=3 lun=1; 増設済LUNのコメントをはずします。
name="hddv" class="scsi" target=3 lun=2; ↓
#name="hddv" class="scsi" target=3 lun=3;
:
6) hddvchk_confコマンドの実行により、sd.confとhddv.confのLUN定義に重複がないことを確認します。
"チェックNGの場合"のメッセージ例は、target=3が双方に二重定義されていることを意味するため、5.b.4)の手順に戻ります。
以下は、FJSVhddvパッケージを/optにインストールした場合の実行例で、hddvchk_confコマンドの格納パスは、インストールディレクトリによって変わります。
- チェックOKの場合 [→ 5.b.7)の手順へ]
# /opt/FJSVhddv/bin/hddvchk_conf <Return>
/kernel/drv/sd.conf and /kernel/drv/hddv.conf seems to be correct
- チェックNGの場合 [→ 5.b.4)の手順に戻る]
# /opt/FJSVhddv/bin/hddvchk_conf <Return>
NG ID = [ 3 ]
7) ハードディスクドライバに追加したLUNの組込みを指示するため、以下のコマンドを実行します。
# update_drv -f hddv <Return>
現在使用中のディスクアレイ装置が存在する場合には、以下のメッセージが出力されますが、動作には問題ありません。
# update_drv -f hddv <Return>
Cannot unload module: hddv
Will be unloaded upon reboot.
Forcing update of hddv.conf.
8) drcstat(1M)コマンドの実行結果を保存後、2.a.の採取情報との差分をとることによって、追加したLUNの物理パス名を求め、これに対応する/dev/dsk配下の論理パス名を求めます。
下記例では、"c3t3d0"が追加したlun=0の論理パス名と判断できます。lun=1,2の論理パス名は、cXtYdZが、X:PCIカード番号、Y:target番号、Z:lun番号、を示すことから、それぞれ"c3t3d1","c3t3d2"になることが判断できます。
# /opt/FJSVhwr/sbin/drcstat -device > /tmp/drcstat.post <Return>
# diff /tmp/drcstat.pre /tmp/drcstat.post | grep hddv <Return>
:
> 00-PCI#0B "/pci@80,4000/fibre-channel@1/hddv@3,0" 10 "hddv"
> 00-PCI#0B "/pci@80,4000/fibre-channel@1/hddv@3,1" 11 "hddv"
> 00-PCI#0B "/pci@80,4000/fibre-channel@1/hddv@3,2" 12 "hddv"
# ls -l /dev/dsk | grep /pci@80,4000/fibre-channel@1/hddv@3,0 <Return>
lrwxrwxrwx 1 root root 41 Sep 20 22:53 c3t3d0s0
-> ../../devices/pci@80,4000/fibre-channel@1/hddv@3,0:a
lrwxrwxrwx 1 root root 41 Sep 20 22:53 c3t3d0s1
-> ../../devices/pci@80,4000/fibre-channel@1/hddv@3,0:b
lrwxrwxrwx 1 root root 41 Sep 20 22:53 c3t3d0s2
-> ../../devices/pci@80,4000/fibre-channel@1/hddv@3,0:c
lrwxrwxrwx 1 root root 41 Sep 20 22:53 c3t3d0s3
-> ../../devices/pci@80,4000/fibre-channel@1/hddv@3,0:d
lrwxrwxrwx 1 root root 41 Sep 20 22:53 c3t3d0s4
-> ../../devices/pci@80,4000/fibre-channel@1/hddv@3,0:e
lrwxrwxrwx 1 root root 41 Sep 20 22:53 c3t3d0s5
-> ../../devices/pci@80,4000/fibre-channel@1/hddv@3,0:f
lrwxrwxrwx 1 root root 41 Sep 20 22:53 c3t3d0s6
-> ../../devices/pci@80,4000/fibre-channel@1/hddv@3,0:g
lrwxrwxrwx 1 root root 41 Sep 20 22:53 c3t3d0s7
-> ../../devices/pci@80,4000/fibre-channel@1/hddv@3,0:h
9) format(1M)コマンドを起動し、5.b.8)で求めた各増設LUNの論理パス名に対して、ラベル付けやパーティション(スライス)情報の設定処理を行います。
5.b.の手順で求めた論理パス名を使用して、上位製品(サービス)の設定を追加します。
【ディスク装置(ファイルシステム運用)の場合】
# newfs /dev/rdsk/c2t2d0s6 <Return> # vi /etc/vfstab <Return> : /dev/dsk/c2t2d0s6 /dev/rdsk/c2t2d0s6 /mnt ufs 1 yes - : |
【ディスク装置(rawアクセス運用)/テープ装置の場合】
【ディスク装置(swapデバイス)の場合】
# swap -a /dev/dsk/c2t2d0s4 <Return> # vi /etc/vfstab <Return> : /dev/dsk/c2t2d0s4 - - swap - no - : # swap -l <Return> swapfile dev swaplo blocks free : /dev/dsk/c2t2d0s4 32,164 16 788384 683680 |
5.b.の手順で求めた論理パス名を使用して、上位製品(サービス)を起動します。
【ディスク装置(ファイルシステム運用)の場合】
# mount -F ufs /dev/dsk/c2t2d0s6 /mnt <Return> |
【ディスク装置(rawアクセス運用)/テープ装置の場合】
【ディスク装置(swapデバイス)の場合】
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