Dynamic Reconfigurationユーザーズガイド I/Oデバイス編 |
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すでに冗長構成になっているシステムに、冗長度の補強を目的にPCIカードを追加する場合の手順の流れは、以下のとおりです。
詳細な増設手順については、「第3章 ファイル関連デバイス」および「第4章 ネットワーク関連デバイス」を参照してください。
Solaris 8 OEシステムでファイル関連デバイスのDRによる増設を行う場合は、システム運用に入る前に、増設予定のI/Oデバイスを予約定義しておく必要があります。
増設予定がある場合は、運用開始前に必ずI/Oデバイス定義の確認を行ってください。
既存のシステムボードにPCIカードを増設する場合は、増設対象のシステムボードを決定し、そのシステムボードを切り離します。
増設対象のシステムボードにPCIカードを追加し、システムボードを実装します。
増設したPCIカードを搭載したシステムボードの組込み処理によって、PCIカードを使用可能な状態にします。
2.の手順でシステムボードの切離しを行った場合には、停止させた上位製品の起動などを行います。
増設したPCIカードにデバイスを接続します。
ファイル関連ドライバの場合、PCIカードドライバの設定を追加します。
ファイル関連ドライバの場合、デバイスドライバの設定を追加します。
増設したPCIカードのI/Oデバイスのパスやインタフェースを、既存の冗長構成へ組み込みます。
必要に応じて、増設したPCIカードへ運用パスを切り替えます。
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