Enhanced Support Facility 2.5.1 ユーザーズガイド
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第2部 基本シリアルポートドライバ(PRIMEPOWER800/900/1000/1500/2000/2500/HPC2500, GP7000Fモデル1000/2000固有機能)> 第7章 コンソール接続について

7.2 設定について

コンソール用のシリアルポートは、最初のパーティション構成時に、パーティションを構成するシステムボードのうち最も小さいスロット番号のシステムボードのシリアルポートがコンソール用として自動的に選択され、OBP(Open Boot PROM)の環境変数"tty-conspath"に自動設定されます。また、このシステムボードが起動時に故障などによって切り離された時には、次に小さいスロット番号のシリアルポートがコンソール用として自動的に選択されるよう、OBP環境変数"tty-sub-conspath"として自動的に設定されます。

これらの設定は、パーティションのシステムボードの構成を変更しても残るため、パーティション構成を変更した場合は設定を再確認し、必ずパーティション内に存在するシステムボードに設定されている必要があります。

設定したシステムボードがパーティション内に存在しない場合は、パーティション内の最も小さい番号のシステムボードのシリアルポートがコンソール用のシリアルポートになりますが、環境変数の設定は変更されませんのでご注意ください。

本体装置側のコンソールパス二重化の設定に関しては、"7.4.2 設定方法"を参照してください。

コンソール接続に関する設定については、以下のドキュメントも必ず参照してください。


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