Enhanced Support Facility 2.5.1 ユーザーズガイド
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第2部 基本シリアルポートドライバ(PRIMEPOWER800/900/1000/1500/2000/2500/HPC2500, GP7000Fモデル1000/2000固有機能)> 第7章 コンソール接続について> 7.1 概要

7.1.2 ソフトウェア構成と機能

Enhanced Support Facility(以下ESF)に含まれるFJSVseパッケージ(PRIMEPOWER 800/1000/2000, GP7000F モデル 1000/2000のSolaris 7 OE以降の場合)、FJSVsefパッケージ(PRIMEPOWER 800/1000/2000, GP7000F モデル 1000/2000のSolaris 2.6 OEの場合)、およびFJSVsecパッケージ(PRIMEPOWER 900/1500/2500/HPC2500のSolaris 8 OE以降の場合)は、システムボードに搭載されている基本シリアルポートを制御します。

Solaris OEの基本シリアルポートドライバであるseドライバの機能に加えて、サーバシステムを運用するうえで必要な、以下のRAS(Reliability, Availability, Serviceability)機能を提供しています。

なお、ESFとSCSの組み合わせによってサポートされるコンソールパス二重化でのパスの監視機能範囲は以下のとおりです。

[[表 16.1 コンソールパス二重化機能のサポート範囲]]

ESF

SCS

1.6

1.7以降

1.7.1

1.8

2.0以降

○:運用系のパス監視のみ ◎:運用系および待機系のパス監視

SCSの詳細については、『System Console Softwareユーザーズガイド』を参照してください。


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