Enhanced Support Facility 2.5.1 ユーザーズガイド
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第1部 SCFドライバ> 第3章 コマンド・リファレンス

3.11 rciopecall(1M)

【名前】

rciopecall - RCI接続装置のオペレータコール通

【形式】

/opt/FJSVhwr/sbin/rciopecall address {disp | on callNo | off callNo}

【使用条件】

FJSVscu, FJSVpscu, FJSVscu1, FJSVscu2, FJSVscu3

【機能説明】

RCI接続されている装置のオペレータコール通知を行います。

本コマンドは以下のモデルで使用することができます。

【オプション】

以下のオプションがあります。

address
RCI装置のアドレスを指定します。アドレスは、8桁の16進数です。

actionには、以下の値を指定します。

disp
オペレータコール表示
on
オペレータコールON設定
off
オペレータコールOFF設定
callNo
actionにonまたはoffを指定した場合、オペレータコールを制御するオペレータコールNoを指定します。オペレータコールNoは、2桁の16進数です。
callNoは、bitに"1"が指定されている装置のみ、ON/OFF指定に従って設定を行います。同時に複数bitを設定することが可能です。

【使用例】

# /opt/FJSVhwr/sbin/rciopecall 000101ff on 0c
# /opt/FJSVhwr/sbin/rciopecall 000101ff off 0c
# /opt/FJSVhwr/sbin/rciopecall 000101ff disp
address:000101ff callNo:0c status:00

【注意事項】

rciopecall(1M)はスーパ・ユーザのみ実行できます。

なお、以下のステータスコードを返します。

00 意味 正常終了
20 意味 指定ノード未サポート
対処 指定したアドレスを確認してください。
40 意味 タイムアウト発生
対処 指定したアドレスを確認し、再度コマンドを実行してください。

【終了ステータス】

以下の終了ステータスを返します。

0
正常終了
>0
エラーが発生。

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