Enhanced Support Facility 2.5.1 ユーザーズガイド
目次 索引 前ページ次ページ

第1部 SCFドライバ> 第3章 コマンド・リファレンス

3.8 rcihello(1M)

【名前】

rcihello - RCI装置のチェックランプの制御

【形式】

/opt/FJSVhwr/sbin/rcihello { on | off } [ address ]

【使用条件】

FJSVscu

【機能説明】

RCI接続されているI/O装置のチェックランプの点灯状態を制御します。

本コマンドは以下のモデルで使用することができます。

【オプション】

以下のオプションがあります。

address
RCI装置のアドレスを指定します。アドレスの指定がない場合は、RCI接続されているすべてのI/O装置が制御対象となります。アドレスは、8桁の16進数です。
on
チェックLEDを点滅状態にします。
off
チェックLEDの点滅状態を解除します。

【使用例】

# /opt/FJSVhwr/sbin/rcihello on 003001ff

【注意事項】

offオプションで点滅状態の解除を行った場合、必ず消灯状態になるとは限りません。rcihelloによって点滅指示を行っていない場合、RCI装置のチェックLEDの点灯状態は、RCI装置の内部状態に従います。
以前にRCI接続されていた装置の情報が残存している場合、アドレスの指定なし(RCI接続されているすべての装置が制御対象)でrcihelloを実行するとエラーメッセージが表示されます。この場合、RCI設定を必ず再構成してください。
なお、rcihello(1M)はスーパ・ユーザのみ実行できます。

本コマンドを提供していないモデルでは、マシン管理において本コマンドと同等の機能を提供しています。詳細については、『マシン管理説明書』 を参照してください。

【終了ステータス】

以下の終了ステータスを返します。

0
正常終了
>0
エラーが発生。

【関連項目】

rciinfo(1M), rcinodeadm(1M)


目次 索引 前ページ次ページ

All Rights Reserved, Copyright(C) 富士通株式会社 2005