マシン管理説明書 2.5.1
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B.3.4.1 GDS4.1A30以降を使用している場合
活性予防交換メニューより、引き続いてGDSへの組込み操作が行えます。
組込み操作を行うと、自動的に等価性回復コピーが実施され、ファイルシステムで使用できるようになります。

- 組込みを行うディスクを選択します。交換したすべてのディスクを組み込む場合には、"a"を入力します。

- GDSで3面以上のミラーグループを構築している場合、同一ミラーグループのディスクを2本以上同時に組み込む操作はできません。1本ずつ順に組込みを行ってください。
- スペアディスクがある場合には、バックグラウンドでスペアディスクの等価性回復コピーが実行されている場合があります。この場合はスペアディスクのコピーが完了してから組込み操作を実施してください。
GDSへの組込みを行わずにメニューを終了することもできます。その場合には、再度ディスク活性交換メニューを実行するか、sdxswapコマンドまたはGDSのGUIメニューによる組込み操作によって、GDSへの組込みを行ってください。
- 組込みを行うディスクを選択した場合には、以下のメッセージが表示されます。

- 誤りがなければ、"y"を入力してください。GDSへの組込み処理が実施され、以下のように等価性回復コピーの進捗状況が表示されます。
等価性回復コピーは、該当のディスクに割り当てられたボリュームのサイズ1Gバイトにつき約1分かかります。

この画面は1分ごとに更新され、等価性回復コピーが終了すると次の画面に進みます。
"q"を入力すると、進捗状況表示を中止できます。この場合でも等価性回復コピー処理はバックグラウンドで実行されます。等価性回復コピー処理の完了は、sdxinfoコマンドや、/var/adm/messagesへのメッセージ出力などにより確認できます。
詳細は、『SafeDISK説明書』または『PRIMECLUSTER Global Disk Services 説明書』を参照してください。

- 内容を確認し、"y"を入力してください。交換の結果が表示されます。

- 内容を確認して、"y"を入力してください。
交換および組込みの処理中に異常が発生した場合には、以下のように異常内容と対処が表示されます。
表示されるメッセージについては、「B.6 メッセージ」を参照してください。

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