マシン管理説明書 2.5.1 |
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PRIMEPOWERを例に全体構成図について説明します。
PRIMEPOWERは、機種によって以下の2つの運用形態があります。
本体装置だけの運用をする本体装置として以下の機種が該当します。
PRIMEPOWER1/100/200/250/400/450/600/650/850
GP7000Fモデル200/200R/400/400R/400A/600/600R
富士通S series、GP-Sファミリー以下の図に本体装置だけでの運用を示します。
本体装置のリソース(CPU、メモリ、PCI)すべてを1台のサーバとして運用する形態です。なお、PRIMEPOWER1/100はRCIケーブルを接続できません。
本体装置とシステムコンソール(SMC)とによる運用をする本体装置として以下の機種が該当します。
PRIMEPOWER800/900/1000/1500/2000/2500/HPC2500、GP7000F モデル1000/2000
以下の図に本体装置とシステムコンソール(SMC)とによる運用を示します。
本体装置のリソースを複数のパーティションに分けて、それぞれのパーティションを1台のサーバとして運用する形態です。システムコンソール(SMC)が複数のサーバ全体を集中管理します。
本体装置とシステムコンソール(SMC)とによる運用の場合、マシン管理はパーティション単位で起動されているものと、システムコンソール(SMC)で起動されているものが、機能の上で補完しあっています。
図の主な構成要素について説明します。
SMC |
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PRIMEPOWER800/900/1000/1500/2000/2500/HPC2500、 SMCでは、SCSに含まれている「マシン管理」が、システム監視機構と連携してハードウェア全体およびパーティション全体を監視します。「マシン管理」は、SCSとユーザLANで繋がっている端末からSMCのSolarisにログインして利用します。 |
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外部電源制御装置 |
: |
本体装置への電源供給制御や、UPS(無停電電源供給)装置の制御、空調機などの電源を制御します。 |
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マシン管理 |
: |
ESFに含まれていて、システム監視機構と連携してハードウェア全体を監視します。「マシン管理」は、本体装置とユーザLANで繋がっている端末からSolarisにログインして利用します。 |
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システム監視機構 |
: |
本体装置および外部接続されている装置を含め、ハードウェアシステム全体を監視するための機構です。 |
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システムボード |
: |
パソコンのマザーボードに相当するものです。 |
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電源系ユニット |
: |
電源供給装置です。交流から直流へのコンバータ機能などがあります。 |
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ファン |
: |
筐体内を冷却する装置です。 |
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