マシン管理説明書 2.5.1

3.3.6.6 ハードウェア異常イベント管理

ハードウェア異常イベント管理の操作方法を説明します。

■ハードウェア異常イベント管理メニューの表示

操作

1. ハードウェア監視情報メニューから「ハードウェア異常イベント管理」を選択します。

   ハードウェア異常イベント管理メニューが表示されます。

   

■ハードウェア異常イベントの検索

ハードウェア異常イベント管理では、本体装置で発生している異常部品とエラー内容を検索して表示します。

操作

1. メニューに従って、以下の項目を指定し、ハードウェア異常情報を検索します。
   • 表示範囲指定で、表示開始日時および表示終了日時を入力します。

     指定した範囲で発生した異常情報が表示されます。

     表示開始日の指定がない場合は、格納されている最も古い異常情報から表示されます。

     表示終了日の指定がない場合は、最新の異常情報まで表示されます。

     表示開始日および表示終了日の指定がない場合は、すべての異常情報が表示されます。

   • 時間帯指定で、表示開始時刻および表示終了時刻を入力します。

     指定した時刻範囲のエラーログが表示されます。

     表示開始時刻の指定がない場合、0時が開始時刻です。

     表示終了時刻の指定がない場合、23時59分が終了時刻です

     ＜例＞

     表示開始時刻を20時、表示終了時刻を8時に指定した場合は、ログファイルの先頭から最後までの情報で、20時から8時までの情報が表示されます。

     表示範囲指定を0501〜0831、時間帯指定を1700〜0900に指定した場合、5月1日から8月31日までの期間で、毎日17時から翌日の9時までの情報が表示されます。

   • 表示順を指定します。

     最新情報から表示するか、古い情報から表示するかを選択します。

     デフォルトは、“最新情報から表示”です。

2. "d（表示）"を入力します。

   検索条件に一致した異常情報が一覧で表示されます。

   異常情報には、以下の情報が表示されます。

   • Date

     部品にエラーが発生した年月日および時間が表示されます。

   • Unit

     部品名称と識別番号が表示されます。

3. 異常情報の一覧から、詳細情報を表示したい番号を入力します。

   異常部品詳細情報が表示されます。

   異常部品詳細情報には、以下の情報が表示されます。

   • 実装位置

     エラーが発生した部品の位置が表示されます。

   • 状態

     部品の状態が表示されます。

   • 異常発生日時

     部品にエラーが発生した年月日および時間が表示されます。

   • 異常原因

     部品にエラーが発生した原因が表示されます。

   また、以下の操作が行えます。

   • 状態のリセット

     エラーが発生した部品の状態をリセットします。