REMCSエージェントオペレーターズガイド 1.5 |
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調査資料収集用スクリプトの作り方と、調査資料収集用スクリプトを使った調査資料の収集方法について説明します。
調査資料収集用スクリプトのファイル名を以下の形式にします。
@ソフトウェア名_mainte_iil
@ソフトウェア名: @から始まる任意の英数字の並び(@を含めて9文字以内)。
調査資料収集用スクリプトは、以下のディレクトリに格納します。
/etc/opt/FJSVsirms/mainte/
以下のスクリプトのサンプルを参考にして作成してください。スクリプトのサンプルは /etc/opt/FJSVsirms/sample_mainte_iilに格納されています。
以下に変更箇所を中心に説明します。
(1)ProductName:
収集対象のソフトウェア名です。"ProductName" を任意の名前に置換してください。この名前は「ソフトウェアの資料選択」メニューに表示されます。
(2)MODE:
送信する調査資料を自動的に決めるか否かを指定します。
MODE=AUTO
送信可能かどうか、調査資料のサイズから自動的に判断することを意味します。MODE=AUTO以外に以下の指定ができます。
MODE=MANU
フルパスの指定でTYPE=SMALLと指定された調査資料を送信対象とします。
(3)フルパス:
収集したい調査資料の数だけ、フルパスを記述してください。フルパスの記述に続いて以下が指定できます。
TYPE=SMALL
MODEがMANUの場合だけ指定できます。調査資料が送信可能なサイズの場合、送信します。
DEL=YES
FILEパラメタで指定したファイルを収集後に削除します。調査資料を作業ファイルとして一時的に持っている場合、DELパラメタによって削除できます。
記述例:
echo FILE=/tmp/trace.log,TYPE=SMALL,DEL=YES
「ソフトウェアの資料選択」メニューで、スクリプト内で記述した名前が自動的に表示されます。本説明に沿った手順で調査資料を収集して保存域に保存し、また、REMCSセンタへの送信およびテープへの退避が行えます。
スクリプト内で記述できるMODE、FILE、TYPE、およびDELの指定はすべて大文字で記述します。また、各パラメタの途中に空白は記述できません。
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