REMCSエージェントオペレーターズガイド 1.5
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上へ第3章 ソフトウェア調査資料収集
上へ3.9 収集作業の簡易化

3.9.2 調査資料収集用スクリプト

調査資料収集用スクリプトの作り方と、調査資料収集用スクリプトを使った調査資料の収集方法について説明します。

■ファイル名

調査資料収集用スクリプトのファイル名を以下の形式にします。

@ソフトウェア名_mainte_iil

@ソフトウェア名: @から始まる任意の英数字の並び(@を含めて9文字以内)。

■格納先

調査資料収集用スクリプトは、以下のディレクトリに格納します。

/etc/opt/FJSVsirms/mainte/

■作成方法

以下のスクリプトのサンプルを参考にして作成してください。スクリプトのサンプルは /etc/opt/FJSVsirms/sample_mainte_iilに格納されています。

image

以下に変更箇所を中心に説明します。

(1)ProductName:

収集対象のソフトウェア名です。"ProductName" を任意の名前に置換してください。この名前は「ソフトウェアの資料選択」メニューに表示されます。

(2)MODE:

送信する調査資料を自動的に決めるか否かを指定します。

(3)フルパス:

収集したい調査資料の数だけ、フルパスを記述してください。フルパスの記述に続いて以下が指定できます。

記述例:

echo FILE=/tmp/trace.log,TYPE=SMALL,DEL=YES

■調査資料の収集方法

「ソフトウェアの資料選択」メニューで、スクリプト内で記述した名前が自動的に表示されます。本説明に沿った手順で調査資料を収集して保存域に保存し、また、REMCSセンタへの送信およびテープへの退避が行えます。

■注意事項

スクリプト内で記述できるMODE、FILE、TYPE、およびDELの指定はすべて大文字で記述します。また、各パラメタの途中に空白は記述できません。


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