REMCSエージェントオペレーターズガイド 1.5
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上へ第3章 ソフトウェア調査資料収集
上へ3.4 調査資料収集メニュー

3.4.6 調査資料収集の実行

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製品名の確認をした後、"y" を入力すると以下が表示されます。なお、上の例では、製品名を "TeamWARE Office" としています。

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■入力項目

(1)指定した調査資料を収集しますか? (y,n):

3.4.2 〜 3.4.5 で選択した調査資料を収集する場合、「y」を選択します。調査資料の収集が始まります。調査資料の収集中は、以下のように経過が表示されます。

例:経過表示

                oo..................: 10%経過
                oooooooooo..........: 50%経過

収集された調査資料は圧縮され保存域に保管されます。詳細は「3.5 保存域管理メニュー」および「3.7 調査資料の保存域」を参照してください。

収集が完了すると、収集した資料のサイズ(圧縮後)が表示されます。

(2)収集した調査資料をセンタに送しますか? (y,n):

収集した調査資料の中に初動調査に必要な一次資料が含まれている場合、このプロンプトメッセージが表示されます。「y」を選択すると、初動調査に必要な資料をREMCSセンタに送信します。

なお、送信できる容量は環境定義ファイルのMaxSendTotalの値を上限としています。

(3)収集した調査資料をテープへ退しますか?(y,n):

お客様のシステムがテープ装置を使える環境であれば、調査資料をテープ媒体に退避できます。「y」を選択すると、出力ファイル名の入力要求が表示されます。

(4)出力ファイル名を入力してください(フルパス又はリターンキー):

退避先であるテープ装置のファイル名をフルパスで入力します。入力すると、テープへの退避が始まります。ここでリターンキーを入力すると、再度、3が表示されます。

例:/dev/rmt/0

■注意事項

基本ソフトウェアの資料選択で基本資料を選択すると、システム規模にもよりますが数分から最大50分程度かかる事があります。また、経過表示は幾つかの調査資料を収集したタイミングで更新されますので、一定時間間隔で状態が更新される訳ではありません。

なお、基本資料収集はシステムの情報を参照するため、場合によってはハングアップすることがあります。この場合、以下の方法で調査資料収集メニューを強制終了させてください。

  1. 他プロセスよりps(1)コマンドを使って、行先頭に表示されたPGIDをメモします。

    ps -eo 'pgid args' | grep madmin

  2. kill(1)コマンドを使って、プロセスを終了させます。以下はPGID=12345の例です。

    kill -TERM -12345

  3. 再度、1.で入力したコマンドを使ってプロセスの状態を見ます。状態が同じであれば、以下のとおりkill(1)コマンドを使って、プロセスを終了させます。以下はPGID=12345の例です。

    kill -KILL -12345


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