Interstage Application Server シングル・サインオン運用ガイド
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第3章 環境構築> 3.4 認証サーバの環境構築

3.4.4 認証サーバの定義ファイルの設定

 認証サーバの定義ファイルには、リポジトリサーバのホスト名やサービスIDファイルの格納先などを定義します。
 定義する項目は、基本設定と詳細設定に分類されます。基本設定には、認証サーバの動作で必要な基本的な情報を定義します。通常は基本設定のみを設定してください。詳細設定には、Interstage シングル・サインオンの運用に合わせて設定する情報を定義します。設定する場合は、“運用に合わせた設定例”を参照してください。

 なお、定義ファイルを編集した場合は、Interstage HTTP Serverを再起動してください。

 また、認証サーバを複数配置し負荷分散する場合、2台目以降の認証サーバの認証サーバの定義ファイルを設定する場合は、1台目の認証サーバに設定した認証サーバの定義ファイルをコピーしてください。なお、リポジトリサーバも複数配置し負荷分散する場合は、コピーした認証サーバの定義ファイルにシステム構成に合わせた参照系リポジトリサーバ(reference-repository)を設定してください。

以下に定義ファイル誤りの例を示します。

update-repository=□repository_server.fujitsu.com:10550 <−□は半角空白
#connection-timeout=0
check-client-ip=NO
check-client-ip=YES
ccertificate-revoke-check=NO
environment-directory=□↓    <−□は半角空白、↓は改行

定義ファイル名と格納先

 定義ファイル名
 ssoatcag.conf
 定義ファイルの格納先

 C:\Interstage\F3FMsso\ssoatcag\conf

 /etc/opt/FJSVssoac/conf

下へ3.4.4.1 基本設定
下へ3.4.4.2 詳細設定

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