InfoDirectory使用手引書

4.5.5.1 [ディレクトリコンフィグレーション]ダイアログ

　[ディレクトリコンフィグレーション]ダイアログでは、DSAの構成属性を変更できます。

注意事項

　ここで変更した値は、[適用]ボタンを押すことで反映されます。

[図: [ディレクトリコンフィグレーション]ダイアログ]

[表: [ディレクトリコンフィグレーション]ダイアログの設定項目]

項目		概要
管理制限	サイズ制限	クライアントに通知する結果(検索結果など)の最大エントリ数を設定します。 デフォルト値は、1000です。指定範囲は、1〜2147483647です。
	時間制限	クライアントからの要求に対して結果を通知するための最大時間(秒単位)を指定します。ここで指定された時間内に検索結果をクライアントに通知できない場合、クライアントにエラーが通知されます。 デフォルト値は、120です。指定範囲は、0〜2147483647です。
ページ制限	サイズ制限	クライアントが指定可能な最大ページサイズ(1度の要求で受取るエントリ数)を指定します。ページングされた結果がメモリに保持されないとき、この値は管理制限のサイズ制限よりも大きくすることができます。 デフォルト値は、1000です。指定範囲は、1〜2147483647です。 LDAP API等でアプリケーションを作成する場合、ページングを使用して検索結果を取得することができます。この場合、ページ制限の設定値が有効になります。
	時間制限	クライアントがページングを指定して検索要求した場合、次の検索結果の送信要求を通知するまでの経過時間(秒単位)で指定します。指定された時間を経過した場合、サーバ側で検索結果を破棄します。 デフォルト値は、300です。指定範囲は、1〜2147483647です。
ログ検索のプロセス数		チェンジログの検索を実行することができるスレーブプロセスの最大数を指定します。この値が大きくなるとディレクトリ操作のパフォーマンスが低下します。 デフォルト値は、1です。
オプション属性の指定		エントリの登録、または更新時、そのエントリで保持しているオブジェクトクラス内に定義された属性かどうか指定します。デフォルトは、エントリで保持されているオブジェクトクラス内に定義された属性かどうかチェックします。このチェックを外すとエントリ内に任意の属性を登録することができます。
インバーション同期		エントリに属性が追加される時に、インバーション(インデックス)を作成する指定します。デフォルト値は、TRUE(チェックした状態)です。 ディレクトリサービスの起動中にインバージョン同期を設定しない状態で、ON(チェック)に変更しないでください。また、OFFの場合、アップデート操作は、要求された属性値のインバーションのロギングを行いますが、実際にはインバーションを作成しません。 インバーション同期を設定することで、エントリの検索性能を向上させることができます。
[適用]ボタン		ディレクトリ設定を反映します。
[キャンセル]ボタン		[サーバ管理]ウィンドウを終了します。
[ヘルプ]ボタン		[サーバ管理]ウィンドウのヘルプが表示されます。