Systemwalker Centric Manager 導入手引書 - UNIX共通 -
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第8章 バックアップ/リストア> 8.2 バックアップ> 8.2.1 バックアップ手順

8.2.1.2 退避先の空き容量を確認する

退避先に必要な空き容量の目安は、次の算出式のとおりです。

退避先ディレクトリの必要量 =
 フレームワークのデータベースの使用中容量 +
 資源配付のデータ容量 +
 リカバリフローのデータベース容量 +
 インベントリ管理のデータベース容量 +
 ヘルプデスクのデータベース容量 +
 /etc/opt/FJSV*配下の容量の合計 +
 /var/opt/FJSV*配下の容量の合計

FJSV*は、Systemwalker Centric Managerに含まれるコンポーネントのパッケージ名です。

◆フレームワークのデータベースの使用中容量

フレームワークのデータベースの使用中容量は、次の操作で表示できます。

  1. 運用管理サーバで次のコマンドを実行すると、セットアップメニューが表示されます。

    /opt/systemwalker/bin/MpFwSetup

  2. セットアップメニューで、“5:保守”を選択し、保守メニューを表示します。
  3. 保守メニューで、“4:DB保守”を選択し、DB保守メニューを表示します。
  4. DB保守メニューで“1:DB状態表示”を選択すると、データベースの使用中の容量が表示されます。

◆資源配付のデータ容量

資源配付サーバのバックアップ時の出力先容量は、以下のとおりです。

◆リカバリフローのデータベース容量

次の計算式で見積もることができます。

 4KB + 27.1KB × リカバリフローの数(登録・監視で存在している数)


◆インベントリ管理のデータベース容量

それぞれ、次の式で見積もることができます。

◆ヘルプデスクのデータベース容量

ディスク容量[MB] =
 障害票1件当たりの入力文字数 × 障害票件数 +
 ノウハウ票1件当たりの入力文字数 × ノウハウ票件数 +
 Q/A票1件当たりの入力文字数 × Q/A票件数 +
 メモ1件当たりの登録文字数 × メモ件数 +
 0.001 × (担当者数 + 部署数) + 2


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