Systemwalker Centric Manager 導入手引書 - UNIX共通 - |
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第5章 運用管理クライアント・クライアントの環境構築 | > 5.10 利用機能により必要な環境設定 | > 5.10.1 ヘルプデスク機能を利用する場合の環境設定 |
ヘルプデスクの各画面に表示される帳票のプレフィックス、分類項目名および使用する機能について、[オプション定義]ウィンドウで以下の項目を定義します。各機能を使用するためには、[オプション定義]ウィンドウの定義以外も必要となります。ヘルプデスクのカスタマイズについては、“Systemwalker Centric Manager 使用手引書 監視機能編”を参照してください。
[オプション定義]ダイアログボックスは、ヘルプデスクデータベースに接続するため、事前にヘルプデスククライアント設定を行い、ヘルプデスクデータベースへ接続可能な環境となっている必要があります。
障害票・Q/A票・ノウハウ票のプレフィックス指定をします。
障害票・Q/A票・ノウハウ票のプレフィックス名を異なる名前にするか、1つのプレフィックス名とするかを指定します。また、“Mp”で始まるプレフィックス名は予約されているので、使用しないでください。なお、運用開始後は変更しないでください。
ヘルプデスクでは、帳票を“OS”の種別に応じて三つの分類項目(“項目1”、“項目2”、“項目3”)で管理します。あらかじめ下図に示す種別について、分類項目ラベル名が用意されています。種別を追加する場合は、項番5以降を追加します。なお、項番1および2は変更できません。
項番 |
種別 |
項目1 |
項目2 |
項目3 |
1 |
WindowsNT |
システム名 |
ソース |
イベントID |
2 |
UNIX |
システム名 |
(空欄) |
メッセージID |
3 |
ASP |
システム名 |
(空欄) |
メッセージ番号 |
4 |
OTHER |
システム名 |
(空欄) |
メッセージID |
5 〜20 |
未定義 |
Systemwalkerコンソールの[監視イベント対処]ダイアログボックスから発行された帳票の場合、イベントが発生したOSによって、以下のように種別が設定されます。
Systemwalkerコンソールとの連携機能を使うかどうかを指定します。チェックボックスをオンにすると以下の機能が使用できます。
帳票の“対処”欄の記事として、対処時に起動するリカバリフローの情報を記述します。復旧対処機能を利用してイベントを対処する時に、対処欄の記事を参考にリカバリフローを起動すると、オペレータは難しい判断をすることなく、対処することが可能です。
Systemwalkerコンソールの[監視イベント:対処]ダイアログボックスから障害票を発行および検索する機能は、上記のチェックボックスの設定にかかわらず使用できます。
チェックボックスをオンにすると、システムの監視を複数の運用管理サーバから行った場合、それぞれのサーバで帳票を発行することができます。この機能を使用した場合、1つのイベントに対して複数の帳票が発行できることになります。
チェックボックスをオフにしたまま、複数の運用管理サーバから障害票の発行を行った場合、障害票の発行ができない場合がありますので、必ず設定してください。
[担当者通知機能/エスカレーション機能を使用する]チェックボックスをオンにすると、障害票・Q/A票の状態を以下のタイミングで通知します。
障害票転送依頼機能では、転送対象進捗が一致し、かつ調査者が設定されている帳票をファイルに出力します。詳細は、“Systemwalker Centric Manager 使用手引書 監視機能編”を参照してください。
検索キーワードの階層数を指定します。
帳票の検索キーは階層構造になっており、最大10階層で検索キーを管理しています。初期値は5が設定されています。
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